ベルギーのアントワープの美しい旧市街にある大聖堂。
ここには、「フランダースの犬」のネロとパトラッシュが最後に見たルーベンスの絵があります。
そのことは、既にご報告済みですが、
その素晴らしいルーベンスの絵(他の作者の絵も含めて)と建物とは、全く別物として掲載した、
あのパネル・・・。
日本人観光客にターゲットをしぼったあのパネル・・・。
絵をアップにしてくださいというリクエストがありました。
確かに、前回の写真ではわかりずらかったかもしれません。
ただ・・・アップにして見ないほうが・・・(笑)。
でも、いかがなものかとも思うパネルだったので、アップにしてみました。
これが、現地にある日本人観光客向けのネロとパトラッシュの姿です。
ネロは不思議な全裸でパトラッシュは、現地版…でも日本人向けの絵です。
日本人観光客向けだったら、アニメそのものでいいのに・・・
というのが私の個人的意見ですが、いかがでしょう。
筋肉質にも見えて、何かルーベンスの画風を真似した?かのようにふっくらと子供を描いているので、
下半身が女性の体にも見えます。
とにかく摩訶不思議な絵です。
出口前のお土産屋さんの前にありますが、大聖堂の中です。
ルーベンスの絵に感動した後、最後にこのパネルが待っています…。(笑)
現地の方々には、全てが不思議に違いありません。
また、日本アニメ、「フランダースの犬」に対する日本人的感覚を理解していないとも考えられます。
この大聖堂、改築に改築を重ねていますので、新しい建物の部分と古くからある建物の質感のタッチが違います。
大聖堂自体は、本当に素晴らしいです。
また、後ほど。