あっ!みつかっちゃった | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba



爆笑問題の田中さんから「爆報THEフライデー」に三木聖子さんが出るよ!





と、教えていただいて放送日を楽しみにしていましたが、





昨日の放送を拝見して、美しく歳を重ねられて嬉しく思いました。





三木聖子さんとは、石川ひとみさんが大ヒットさせた「まちぶせ」の本家本元のアイドルです。





1977年の年明けに3枚目のシングル「三枚の写真」(1月25日)を発売した直後に芸能界を突然引退なさった方です。(8月までは所属扱い)





某番組のディレクターと結婚したという噂を聞いた時には、何で!?と思ったものです。





彼女は、カトリック系の学校に通いコーラス部に入っていて、声楽も習っていたので、





他のアイドルにはないものをたくさんもっていました。





今は、お店でママさんをされているそうですが、昔のイメージが壊れることはない感じで、





封印していた「まちぶせ」を歌われた時には、ジーンときましたね。





現在の話声と違って意外に高音が出ていらっしゃったので。





「爆報」の番組ディレクターが、「まちぶせ」を石川ひとみさんが歌ってヒットさせたことをどう思いますか?





なんて質問していらっしゃいましたけど・・・彼女はご自身の引退の仕方を考えれば、





それについて何も言えないでしょう。





だって、ファンの皆葉も私も1977年からの「三木聖子」に期待していましたのに自ら引退したのですから。





当時の所属プロダクションである渡辺プロダクション(ワタナベエンターテイメント)さんも





彼女の通っていた高校が厳しかったためデビューを待っていてくれてまで面倒を見てくれていたわけですし、





デビュー曲「まちぶせ」も当時「あの日にかえりたい」をNo.1にし、「いちご白書をもう一度/バンバン」など他のアーティストに提供した曲も大ヒットさせて、





結婚間近だった荒井由実(松任谷由実)さんに詞曲とも提供していただいたわけですし、





まわりの大人たちの彼女への力の入れようは相当なものでしたからね。





レコーディングの時にユーミンもパイロット・ジャンプスーツを着て歌唱始動を彼女にしていたニュース写真を思い出します。





ユーミンが彼女にブティックを紹介したりして、2枚目のシングル「恋のスタジアム」も詞を提供してくれたんですよね…。





そんなことを思い出しますが、彼女も若かった…ということでしょう。





あるアイドルの生き方…ということでしょう。





しかし、彼女の所属レコード会社(「NAV」)の女性アイドルは、いろいろドラマが多い印象な…。





こういう下世話な話は、私の著書『「誰にも書けない」アイドル論』には、一切書きませんでしたけれど、(笑)(一部の方々の期待に添えず申し訳ございません)





三木聖子さんのことは、印象深いです。





渡辺プロダクションの国立にあった寮で、野中小百合さんやリリーズさんの誰より先輩で、花柳流の茶道をしていたこと、





彼女の部屋は、あいざき進也さんが寮を出たあとの部屋だったということ・・・。





もう年始には、1977年の渡辺プロダクションの新人、五十嵐夕紀さんが物凄くプッシュされていて、





その彼女のデビュー曲「6年たったら」は・・・





松任谷由実さんの作詞だったんですが、





その最初の歌詞が・・・





「ウェディングドレスの特集なんてつまらない」でした。





それで「6年たったら…わたしどうなるかしら」って・・・。





三木聖子さんの「まちぶせ」の発売から6年経った時に石川ひとみさんが「まちぶせ」を大ヒットさせ紅白歌合戦出場を果たしましたから、ちょっと鳥肌ものの歌詞です。





1981年の紅白の石川ひとみさんの歌唱場面をそんなことを思いながら見ていました。





松任谷由実さんも当時、ご結婚されたばかりでしたから、真実はわかりませんが。





私にとってもあの時代は、鮮明な思い出が甦る青春時代だったんでしょうね。(インターネットはない時代ですので、そこをご想像ください)





彼女の唯一のアルバム「聖子」は、名盤だと最近書いた気がしますが、オススメです。





石川ひとみさんが「まちぶせ」をヒットさせなければ、





「三木聖子」もここまで語り継がれることもなかったかもしれません。





ちなみに石川ひとみさんは、彼女のラスト・シングル「三枚の写真」もシングルとして、リリースしましたが、





こちらは、ヒットしませんでした。





「あっ!聖子みつかっちゃった」が彼女のキャッチ・コピーでしたが、





今回は、番組に見つかっちゃって、なんか良かった気がします。





ガッカリ感が全くなかったので。





また、後ほど。