いよいよ、私の本の発売週なので、今週はブログもラジオもアイドル・スペシャル。
ただいま、JAL(日本航空)の国際線で流れている私の音楽の構成が、
シティポップスと洋楽だったり、先週のラジオもほぼ洋楽だったり、
この春にはイル・ディーヴォを追いかけてたりするので、
「えー…なんでアイドル?」と思われる方も多いとは思いますが、
音楽を聴くという原点が「アイドル」なのです。
この本『「誰にも書けないアイドル論」』には、音楽の幅が広がっていく、私の音楽のつながりかたも書いてあります。
聴きはじめは学校などで、スーちゃん派だの、ランちゃん派だの、ミキちゃん派だのがあったり、
自分が特に応援するアイドル以外は、「歌がヘタ」「ブサイク」呼ばわりをお互いのファンが言い合いしていましたが、(笑)
意外にその幼児性の強い期間は短く、1979年を境になくなりました。
その時点で、洋楽も日本の新しい音楽の流れも理屈ではなく体で楽しめるようになっていたんです。
このような文面は、本には書いてありませんが、聴きかたの移り変わりと、
客観的に見た様子と真実のデータを自分でまとめた部分もあります。
書いた量が多すぎて、また次回…という話題が多いので、
本での写真も大幅カット。
仕方ございません。
ムック本ではなく、文章主体の新書ですから。
キャンディーズの「哀愁のシンフォニー」は、本の話題的には、
こちらの銀色のアルミ・ポスターを掲載するべきでしたが、
本に掲載されているのはレコード・ジャケットになっています。
アルミ製ゆえにモノクロ・ページに載せるための撮影がたいへん難しい。
撮影してもアルミの質感は、伝わりませんからね。
ということで、ブログで特別に初公開。
超レアなお宝ポスターです。
アルミ製ということもあり、作った枚数がわずかしかない一品。
現存する枚数がほとんどない貴重なポスターです。
ちなみに「哀愁のシンフォニー」は、キャンディーズでもっとも私の好きな歌です。
アルミ製で取り扱いも大変なので、
ずっと資料室に飾ったままです。
本の発売まで、あと4日。
●8月1日金曜日発売
『「誰にも書けない」アイドル論』(小学館)クリス松村