昨日、私にとってはたいへん衝撃的な哀しいニュースが届きました。
ハイ・ファイ・セットの山本俊彦さん急逝。
まだ67歳という若さ。
ハイ・ファイ・セットとしては、皆様お馴染みの「卒業写真」「フィーリング」、
ハイ・ファイ・セットの前身としては、「翼をください」の「赤い鳥」というグループでも活躍されました。
まだ、4畳半フォークや歌謡曲というジャンルしかなかった時代に、
新しい音、コーラスを広めていってくださったお一人です。
作曲、ギター、コーラスではテナーを担当され、
メイン・ヴォーカルの山本潤子さんの旦那さまでもあります。
ハイ・ファイ・セットが大好きで、私の出演するラジオでも今まで何度も楽曲を取り上げましたが、
再結成をファンとして、夢見ていただけに残念です。
山本潤子さんがメイン・ヴォーカルで大川茂さんはダンディーな風貌と
渋いバスのヴォイスを活かされて、歌の他にもラジオのパーソナリティーをされていましたので、
山本俊彦さんは、裏方としての活動がメインで少し地味に見えたかもしれません。
しかし、プロデュース、作曲活動で大切なパートを担当されていました。
昨晩のラジオでも山本さんの作品「もうひとつのダンス」をオンエアーさせていただきました。
今晩放送のラジオでもたまたまハイ・ファイ・セットの中でも山本さんの作品だった「風の街」を選曲していました。(収録済)
大滝詠一さん、佐藤博さん、青山純さん、かしぶち哲郎さん、渡辺茂樹さん・・・
素晴らしいミュージシャンの方々が次々と天国へ召されていますが、
みなさま…お若い。
ご冥福をお祈りいたします。
※昔飾っていたハイ・ファイ・セットのポスター(左が山本さん)