霧のサンフランシスコ | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
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愛するトニー・べネットのコンサートに行って来ました!





来日公演、ずっと通い続けているぐらい大好きな男性ヴォーカルの方です。





87歳!!





変わらぬ声量、これでもか!と言わんばかりにマイクと口に距離をおいて、





ステップを踏んで、郷ひろみさんも真っ青なクイックターン!





おさえて歌う時の抜群の表現力!





どれもこれも素晴らしかったです





ペリー・コモ、フランク・シナトラ、メル・トーメ、イヴ・モンタン・・・(全員故人)





今まで、大好きな男性ヴォーカルのコンサートは、いろいろ行きましたが、





私の今まで行ったコンサートの最高年齢です。





しかも、全米1位アルバムをつい最近2011年に出し、





年末には、レディー・ガガとの作品も出すそうです。





「年末にね、レディー・ガガとの作品を出す予定だよ、だって僕…お金が必要だから」





なんて、曲中にジョークも交えていましたが、





おしゃべりは、これとあと2回、曲紹介をしたぐらいで、





歌いっぱなしの1時間20分でした。





声がのびてキレイ!信じられない大歌手です。





私は、以前、広告代理店に勤めておりましたが、





その時のクライアントさんに「富士通」さんがいらっしゃって、





「コンコード・ジャズ・フェスティバル」を主催されていたので、





関係者だけのスペシャルライヴが開催されたことがあるのですが、





その時、初めてトニーと話しが出来たことは、今でも忘れません。





歌舞伎町の確かコマ劇場の下あたりの小さなライヴハウスでした。





あふれんばかりの関係者でごったがえし、私はぺーぺーのわかぞうだったので、





ライヴハウスの入り口に母と二人だけでいたんです。




すると母が、「トニー・べネットさんいらしたわよ」と言ったので、





後ろを振り返ると、トニーが!





私の横に来てニコニコで挨拶してくれました。





ほんの少しですが、お話をすることが出来ました。





ハンサムで男性らしくて、本当に素敵な方。





この方のファンで良かった…そう思いました。





13年ぶりのトニー・べネットのコンサート、素晴らしすぎました!






アメリカのチャート誌「ビルボード」の総合的なまとめは、1955年からしかされていませんが、





私の所有しております正確なチャート資料によりますと、





1951年9月8日、トニーは初めて「ビコーズ・オブ・ユー」で全米ナンバーワンを獲得しました。





ですから、今日はその日から丸62年の記念すべき日と言えましょう。





ちなみにこの9月8日から12月8日まで、全米1位を飾ったアーティストは、





トニー・べネットだけです。(次シングル「コールド・コールド・ハート」も含む)





上位2曲は、ずっとトニー・べネットが独占でした。





日本では、サンフランシスコの情景が浮かぶ超名曲1962年の大ヒット「霧のサンフランシスコ」が最も有名な1曲でしょう。





もちろん!今日も歌いました。





ビング・クロスビー、グレンミラー、マリオ・ランザ・・・そんな方々がこの時代のトップ・アーティストですが、





今も元気で歌い続けていて、大活躍しているトニー・べネットに





たくさんたくさんの勇気をもらいました!





超満員の東京国際フォーラムAでの公演は、





しょっちゅうスタンディング・オーベーション!





なりやまない拍手、





最後の曲は、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」。





あまりの拍手に2度顔を出してくれました。





ちなみにコンサートのオープニングは、フランク・シナトラがトニーをほめたたえている声からでした。





また、絶対に見よう!と思った素晴らしい素晴らしい87歳の力強いコンサートでした!





※この模様は、10月にNHKで放送されます。