参議院選挙が、終わりましたね。
しかし、いろいろな選挙関連番組を見ていて感じる事は、
とにかく出てくる言葉が難しい。
政治家の皆様も評論家の皆様も、
まるでその言葉に酔いしれているよう。
例えば、
やたら「アジェンダ、アジェンダ」という言葉を
流行り言葉のように使っているような気がします。
私も知りませんでしたが(笑)
アジェンダとは、政治の場合、政策課題という意味のようです。
こんなふうに、説明の途中にやたらに英語を入れてしまうんですね。
すぐには理解できない人もいるのに・・・。
自分達の頭、学力を基準に考えていて、
理解出来ていない国民がいる事を
理解していない感じは、否めません。
これは、いかがなものでしょうね。
選挙の一票が、大切ならば、
難しい言葉を理解出来ずに取り残される人々の目線に立たなくてどうするのでしょう・・・。
スポーツでも勉強でも、出来ない人の気持ちに立てる方が、
指導者として重要なこと。
そう私は、思っています。
政治には、まさにそれが必要でしょう。
自分達に関わる税金の問題に
国民が無関心なわけがないのですからね。
今の日本に必要なのは、
状況が把握出来ず、何が何だかわからない
取り残されそうな国民に
キチンと説明できる政治家なのではないかと
私は、思います。
仕事をしながら、そんな事をずっと考えていました。