雨の夜のひとり言 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba


クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba 六本木に向かって、タクシーを走らせ、



「スクエアビルのあたりで」と運転手さんに言ったら、



「あースクエアビルのあったへんですか」と・・・。



「えっ!無くなったの?」



そうなんです、私の青春の1ページのビルだった



スクエアビルは取り壊されていました。



最後に行ったのは・・・24年前だったかも。



各階にディスコがあってね、



そりゃーもう私にとってはパラダイスでした。



ナンパとかそういうんじゃありませんよ、



私の場合(笑)。



ただただ踊るのみ。



最初に行ったお店は「ファーマーズマーケット」というお店でした。



地下1階・・・いや2階だったそうです。



去年、俳優の柴田光太郎さんに教えていただきました。



最後の時期は、深夜あたりの時間が来ると、



みんな階段を降りて外に出ていましたね。



風営法の関係だったと思いますが、



ピーターさんのお店もあって、階段でバッタリお会いした事もありました。



今ね、六本木を車で走っていても、



「私の青春の六本木」の影はもうありません。



化粧品屋さんの上の輸入レコード屋さん「ウィナーズ」も



「アマンド」もバーガーショップも防衛庁もなくなって・・・。



「ロアビル」と「青山ブックセンター」と



「麻布警察」ぐらいかも・・・昔からあるの。



「ハードロックカフェ」とか「マクドナルド」は、



確か70年代末には、まだなかったような気が・・・。



私の洋楽の知識の源であった「六本木WAVE」も80年代中盤は、



凄くお世話になりました。



もうめちゃくちゃ詳しい店員さんがいて、



欲しい感じの音楽を言うと、すぐにいろいろ用意してくれるんです。



六本木ってそんな街だったんです。



私にとって・・・。



あの頃、遊んで語った人たち





元気かな?





何を言いたいんでしょうね。




こんな雨の夜に。