毎度毎度ですが、木曜の朝は「朝のヒットスタジオ」。
その日までゲストがわからないので、いつもドキドキ。
今日は、岩崎良美さんでした。
番組では彼女の最大のヒット曲「タッチ」を披露。
岩崎良美さんは、私の勝手な解釈でわけさせていただけば、
今、5期目というところでしょうか。
この「タッチ」は、3期目という感じ。
どのシーズンも素晴らしい活動なのですが、
1期目の楽曲は私の好みが多く、音も含めかなり素晴らしいです。
「赤と黒」~「マルガリータ・ガール/Vavance」まで。
「タッチ」しか知らない若い皆様も、ぜひベスト盤などで入門してください。
番組の中で、お姉さまの岩崎宏美さんと中学生の頃にディスコ通いという
エピソードが出てきて思わず宏美さんのアルバム
「ファンタジー」を聴きたくなりました。
糸居五郎さんがDJのアルバム。
ラジオから紹介とともに楽曲が紹介されるという感じのアルバムです。
岩崎宏美さんってきっと今の世代の方には、
あまり知られていないと思いますが、
バリバリの筒美京平ディスコ・ワールドを歌っていたんです。
代表曲っていうやつは、誇りな反面やっかいな面もあります。
なぜなら他の素晴らしい曲の数々の存在が薄くなっていくからです。
それも1年ごとに忘れられていくような気がします。
「タッチ」も私の感覚では、当時よりこの20年のほうが
ヒットしたような感覚です。
それは、披露する場が多く新しい世代が知っているから。
ともあれ、歌番組が少ない今、その歌声が聴けることは、
ファンにとって幸せです。
余談ですが、岩崎良美さんのデビューは1980年の2月だったのですが、
その時は、まさにニューミュージックがチャートの上位を占めていました。
最高位19位だったデビュー曲の「赤と黒」がその順位だった週、
その順位より上には、他に山口百恵さんの「謝肉祭」(9位)と
西城秀樹さんの「愛の園」(7位)しか
アイドルと呼ばれる歌手の楽曲がありませんでした。
松田聖子さんが4月、田原俊彦さん、
河合奈保子さん、柏原芳恵さんは6月デビューでした。
つまり80年代の怒涛のアイドルブームは、この年の夏がスタートだったのです。
1978年の秋からはじまったアイドル低迷期の谷間に良美さんは、デビュー。
しかし、実力派歌手として30周年をむかえられた事は、素晴らしい事です。
これからの活動が楽しみです。