先週のことです。
5年前に研修に行った会社のある人から飲み会のお誘いがありました。
その研修は担当部署の人たちが認めて下されば、以降毎年何グループかの研修が受注できるという話で、間に入った某大学の社会人教育の担当者と何度も何度も綿密に議論を交わし、テキストを作って臨んだ研修でした。
長年の講師生活の中で味わったことが無いほどのプレッシャーとなったトライアル講座は、その会社の社内講師や教育担当者の10数名が集まって、2日間研修を1日のプログラムに凝縮して研修をしました。
まさにまな板の鯉の心境でした。
結果は好評で、Tさんと二人で4回の講座を行いました。
ところがその研修の最中に、トップの移動があり、新しいトップの判断で、今までの研修を全て中止して全体を見直すことになったのです。
とても残念でした。
その時の担当者が、「長年研修担当をしていて、多くの研修を見てきて、多くの講師と会ったけど、こんな感動した研修は初めてです」と言われた研修だったのです。
その1回目の研修の1つのグループの5人が、それを期に年に3度くらい集まって交流を深めていたのです。
その場に声をかけていただきました。
スケジュールを調整して、Tさんと参加しました。
とても楽しい飲み会になりました。
なぜ続かなかったのか? など聞かれましたが、私が知りたいことだったのです。
研修で初めて顔を合わせた人たちが、5年間も交流を続けていたことを知っただけでとてもうれしく思いました。
いつも私たちの話が出ていたそうですが、勇気がなく声をかけられなかったというのです。
そして、今回の幹事が勇気を出して、連絡先を探してメールをくださったのです。
まさに講師冥利につきる体験でした。
自分をふりかえり、人と人との繋がりを大切にする研修だからこその出逢いだと思っています。
今の時代に一番欠けている部分ですので、こうした研修を大切にしてもらいたいと思います。