今朝は快晴の空でした。
日中も快晴の空が続きました。
変わって、
今月2日に起きた羽田空港での事故についてです。
現時点でどちらが悪いとかは言えませんが、実は管制の聞き間違いや誤認による、滑走路への誤進入というのは、わりと頻繁に起きています。
きちんと統計を取ったわけではありませんが、かなり発生している印象です。
それらは「インシデント」という、事故には至らなかったものの、いわゆるヒヤリハットとして報告されています。
事故に「もしも」や「タラレバ」は不適切かもしれませんが、それでも私は「もしも」を考えることが、ある程度は今後の事故防止につながると思っています。
その上で今回の事故が、
もしも昼間だったら、JAL機が着陸前に発見できて回避できたかもしれない。
もしも当たりどころが悪かったら、JAL機の方にも死者が出ていたかもしれない。
もしも羽田が混雑していなかったら管制官が気づけていたかもしれない。
もしもJAL機の機内がパニックになっていたら、犠牲者が出ていたかもしれない。
海保機は能登半島地震の関係で物資を輸送する任務で、予定よりも遅れていたとのこと。
もしも遅れがなく、災害派遣のような任務ではなく、もっと気軽に臨める任務だったら、余裕を持てて聞き間違いや思いこみはなかったのではないか。
(誤進入した前提になってしまいますが。)
といったことを考えてしまいます。
幸いにも、私自身は管制の聞き間違いや思いこみによってインシデントが発生したことはありませんが、その他の要因でのヒヤリハットはそこそこあります。
改めて気をつけなければならないと、気を引き締めて臨みたいと思います。
今回の事故を受けて、国交省から事故防止に関するお達しが出ました。
いずれもこれまでの基本の遵守となるため、実効性については?となります。
今後、事故原因が究明されて、新たな施策が出されることになるとは思いますが、所詮は人間が行うことなので、ヒューマンエラーをゼロにすることは不可能。
自分自身の意識だけが頼りかもしれません。
気をつけます。
明日もお仕事!