西国三十三霊場巡り 第三十三番

谷汲山華厳寺参拝の続きです。

紅葉に彩られた美しい境内を進み、本堂が見える所までやってきました。


観音菩薩さまと勢至菩薩さま


本堂












戒壇巡り

この階段を降りて行くとビックリするくらい真っ暗です。手探りで壁に沿って歩くと大きな御数珠のようなものに触れます。このすぐ近くに錠前がありました。






鐘堂


笈摺堂










満願堂

(巡礼者は、こちらで納め札を収めます。)


満願堂の近くには狸の置物がたくさん置かれています。なぜ狸なのか?と思ったら、立札に

『巡礼を満願した者は他の者より優れる(他を抜く)という意味が込められている』と書かれていました。


満願堂の前で気持ちよさそうに寝ている方は…

誰なのか?

無防備で安心しきっている様子に和まされます。




満願堂でお参りして振り返ると、遠くには山々。

なんて清々しい景色でしょう。


本堂入口の両脇の柱に青銅製の鯉が貼りついています。


これが精進落としの鯉

巡礼の旅を終え、俗世に戻る為に鯉に触るそうなので、私も触らせていただきました。


いただいた御朱印は3種類。

現世を表す本堂(大悲殿)の御朱印

過去世を表す満願堂(まんがんどう)の御朱印

未来世を表す笈摺堂(おいずるどう)の御朱印です。

4年間大切に持ち歩いた西国巡礼の御朱印帳を見ると胸がいっぱいになります。


西国三十三所第二十一番札所の穴太寺様でいただいた散華台紙は、境内に咲く花が押し花されていて

とても素敵です💞

こちらも一社お参りする度に散華を貼り付け、

結願できる日を楽しみにしていました。

そしてついに…本日完成😊

額に入れて飾りました。



西国巡礼満願寺参拝を、美しい紅葉の季節に訪れることができ最高の思い出になりました。



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