証券マン人生のプロローグ
「証券会社なんか止めなさい!よりによって証券会社なんて・・・・」
僕が証券会社に就職すると言った時、母親が言った言葉だ。
当時の僕は何故だか意味分かんなかったし、聞く耳すら持たなかった。
ちょうどバブルの頃、ベンツで駅まで送ってくれた友達のお父さんが
とてもカッコよく見えた。
とてもカッコよく見えた。
毎日マーケットで数十億円のお金を動かすディーラーたち
数百億円を運用するファンドマネージャー、
テレビの経済ニュースに登場するアナリストたち
新たにマネー雑誌を賑わすファイナンシャルプランナー
ウォール街で働く青い目をした証券マン
そんな彼らに憧れていた。
しかし、それはあの忌まわしき日々の始まりであったが、
歳若き小僧には未だ知る由もなかった・・・・
つづく。
