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全米興行収入が大変なことになっている。
歴代でも『スター・ウォーズ』を抜き、『タイタニッック』に次いで第2位に躍り出た。
普遍的なラブストーリーを壮大なスケールで描き、老若男女問わず集客できた『タイタニック』、
スペースオペラの金字塔として周知された状態で公開された
『特別版』も含んだ成績である『スター・ウォーズ』と違い、
ある種イロモノであるアメコミの実写化でこの成績は驚異的だ。
しかしそれも納得の出来であった。
なお、これから観ようと思っている人は事前情報は少ない方がいいので、
以下は読まないで劇場に向かうことをオススメする。
タイトルからして、アホな私は勘違いをしていたのだが、
それがより大きな感動をもたらしたのは事実だし。
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そもそも、アメコミ映画を観ているという感覚が冒頭の銀行強盗シークエンスで消え失せる。
重厚なクライムアクションという趣。
前作の作り物感漂う箱庭的ゴッサムシティと違い、
今作は実在しそうな街並み。それがリアリティに拍車をかける。
アクション映画としても見所は盛り沢山。
CGではない大型トラックの縦回転。
1カットで見せる病院の爆破。
目から鱗のバットポッド登場シーン。
ヒース・レジャーのジョーカーは前評判通りの鬼気迫る演技。
この後亡くなってしまうことを知っているだけに、余計に胸を突く。
車の窓から身を乗り出して風を感じながら走るカットの表情が印象的だ。
そのジョーカーが執拗に迫り続けるいくつもの選択。
船上での何十人対何十人が下す衝撃の選択において、
(現実でこうなるかどうかは正直疑問だが)
監督は人間が生来持つ善への期待を込めてこの結果にしたのだろう。
なお、ダークナイトとは「闇の騎士」という意味で、
「暗い夜」と勘違いしていた私は、
ラストの台詞でその意味が判明したとき「なるほど!つながったー!」と一人鳥肌を立てていたのだった。
ひとつだけ気になったこと。
バットポッドで走る高速道路がいつも同じに見えた。
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