【東京の新風景 備忘録】
11月末、数ヶ月ぶりの東京出張。
時間をやりくりして麻布台ヒルズと渋谷サクラステージを視察した。
「麻布台ヒルズ」は森ビルが主導し、旧麻布郵便局跡地も含めた市街地再開発。
メインの森JPタワーは、高さ330mで国内随一の高さ。
地下鉄神谷町駅までは地下街を下りながら、雨にも濡れず、ビル風に煽られることなくアクセスできる。
来年2月には、エルメスやディオールの店舗もオープン予定。
気になったのは、ゼネコン準大手の三井住友建設が請け負った超高速マンション工事が、500億円近い赤字が見込まれていること。同社の平均的な年間純利益の10年分が吹き飛んだ格好だ。
マネジメントの不味さ、技術レベルの甘さ、施主(森ビル)との意思疎通の不足などが考えられるのではないか。
ゼネコンのレベルはピンキリだが、近年、人材の質は低下している。
渋谷STREAMの様子を見た後、東急不動産が主導した渋谷サクラステージを見学。
赤坂の鹿島建設に勤務していた当時、渋谷区桜ヶ丘にあった高級スポーツクラブの会員で週に2回は通っていた懐かしいエリアだ。
人それぞれの好みと関心によるが、街の雰囲気やテイストは、麻布台ヒルズの方がはるかに自分にフィットする。
#麻布台ヒルズ
#渋谷サクラステージ