長崎市の地域公共交通を考える | 中川暢三 オフィシャルブログ

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元 加西市長
元 大阪市北区長

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【長崎市の地域公共交通ついて】

 長崎電気軌道株式会社は、再来年に開業110周年を迎える老舗企業だ。古い車両も含め新旧多様な車両が現役で活躍している。
 今はLRT(ライト・レール・トランジット)と言われるが、路面電車は人と環境に優しい、古くて新しい乗り物だと思う。
 24時間乗車券もスマホ操作で購入でき、頻繁な乗り降りに便利だった。

 モーター性能やグリーン電力比率を高めればれ、さらに環境に優しい乗り物となる。車両を充電式に変えたら、空中の架線を廃止して街並みを綺麗にできるし、架線の保守点検の手間が不要になる。
 長崎や神戸などの市街地は海と山に挟まれ、必然的に坂道も多く、高齢者などの外出にはキツイ。平地の駅から高台への行き来には、ディマンドバスや自動運転車が欲しいところだ。

 一方、長崎県営バスの存在には驚いた。考えてみれば、都道府県で交通局を持っているのは、東京都(都営地下鉄、都バス)と長崎県のみ。
 長崎には長崎バス(長崎自動車株式会社)などもあり、長崎県交通局の各種バス事業(乗合、高速、貸切)のあり方を見直し、現行のサービス水準を落とさず、むしろ向上させる形で、県営バスの民営化も検討されるべきではないか。

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