【有機化合物による地下水汚染が進む】
東京都多摩地区の地下水から高濃度の
PFAS(ピーファス)が検出された。
だが、これは最近に始まったことではない。20年以上も前から都庁でも把握していながら、対応が先取りされてきたもの。恐らく、石原都知事当時から今日の小池知事に至るまで都庁内では既知情報と思われる。沖縄県の米軍嘉手納基地周辺でも同様の地下水汚染が起き、7年前、国会でも議論された。
PFASは航空機部品の洗浄などに使われ、米軍横田基地からの流出が疑われるも、日米地位協定などが障壁となって立ち入り検査もできない状況だ。
環境政策を売りにする小池知事であるなら、地下水に高濃度の発がん性物質が混入している現状は早急に解決されなければならない。
PFASは泡消火剤、機械洗浄、撥水加工、フライパンの表面加工などに使われてきた有機フッ素化合物で、約4700種類あるとされる。人体や環境への残留性が高く、腎臓がん発症や胎児・乳児の成長阻害、抗体反応の低下などの健康リスクが指摘されている。
PFASだけでなく、食品添加物や残留農薬などの規制を強化しないと、日本人の健康被害や環境汚染が年々深刻化し、癌や難病がますます増えていく。
私はそれら健康や安全に対する規制の強化を公約に掲げつづけているが、その価値が分かる有権者が増えない限り、問題は中々解決されない。
国会、都道府県、メディアはなぜ、PFASの問題点をもっと国民に伝えて、早急な対策を講じないのか。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/256194
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230613/1000093806.html
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