キッチンカー(米国などではフード・トラックと呼ぶ)は通常時の他、イベント時や災害時などにも機動力を発揮する。
半面、警察、消防署、保健所、道路管理者などから規制を受けるだけでなく、給排水や電気供給などの面でも改善・克服されるべき点は多い。
公園や道路空間などに、恒久的なインフラ(電気、ガス、上下水道)を予めビルトインしておくと官民ともに便利で、安全かつ衛生的に食事サービスが可能となる。
私は北区長時代、大阪市北区で真っ先に実現するべく研究を続けてきた。
公園や道路など公共空間は、管理者(行政)サイドの都合ばかりではなく、利用者や市民の利便性や災害時機能なども考慮しながら、適切な規制緩和を行い、公民連携の発想でキッチンカーをもっと活用するべきだ。
米国西海岸などでは、ワンちゃんのためのフード・トラックがあるほどだ。