＃大阪市長選挙
選挙戦も最終盤、既に期日前投票も始まっているのに、やっと選挙公報が届いた。
「かたち（都構想）よりなかみ（政策）」との柳本氏のキャッチコピーには賛成だが、柳本氏の選挙公報には政策理念や説得力を感じられない。
一方で、吉村氏や松井氏の公報には、8年間の維新の実績は記載されているが、候補者個人の政見は皆無に近く、各々の府政・市政の現状認識は白紙状態と思われる。
府知事候補小西氏の公報は、至って常識的な内容でパンチに欠ける。
手法の良し悪しは別にして、クロス選挙を仕掛けた維新の作戦勝ちだろう。都構想の住民投票だけの選挙を仕掛けた維新はもとより、自公他の理念無き共闘にも大義がない。
反維新の寄り合い所帯は、各党の利害を守りたいだけで、候補者の擁立過程もそのタマの点でも明らかに見劣りする。
私は維新の主張の全てが真実で正しいとは思わないが、改革を進めるなら今の自公では期待薄だ。
したがって、私は今回の知事選・市長選は維新に投じるが、都構想の拙速な住民投票には反対する。市議・府議は、党派に拘らず政策と人物を見定めて投じることにした。
知事・府議、市長・市議それぞれに捻れがある方が、維新の暴走を抑止できると思っている。
