どんなに悔しい思いがあろうとも、市長には「品格」が求められる。
西宮は元々上品な街だし、今村市長自ら「文教住宅都市」を宣言してきたのだから。一番悲しく情けなく思っているのは西宮市民ではないか。
「殺すぞ」「くそがき」「ぼけ」「落とし前をつけさす」などという言葉が、庁内で市長の口から出てしまうのは大変残念だ。
本人の生まれ育った環境や受けてきた教育などという以前の問題で、公職者としての自覚や心掛けが疑われるのではないか。
今村市長はこれまでも何度か問題発言を繰り返している。結局、記者会見するくらいなら、どうして昨日冷静に対応できなかったのか。アンガー・コントロールできるタイミングはあったのに。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201801/0010868772.shtml
余談になるが、市役所の会議室や倉庫でわいせつ行為を繰り返していた西宮市役所の男性副主査と女性係長が昨年末、停職3か月の懲戒処分を受けた。
それぞれ西宮市役所に勤務する伴侶がありながら庁内でダブル不倫を繰り返していたもので、公務員の職務専念義務違反と信用失墜行為が露見したばかり。西宮市民は二重のショックを受けているのではないか。