鬼ノ城③~屏風折れの石垣・水門・城門~『第3回 城人オフ会 in岡山』 | kai遊録

kai遊録

日本国内の城郭を回遊してます



先日「古文書から知られる浅井長政の人物像」の講演会を紹介しましたが、



古文書を解読できる人たちってすごいですよねー。




こんなサイト(宇野藍子の「古文書入門・くずし字の読み方」 )があって、



時おり読んでるんですが



kai遊録


状態です・・・。







さぁ、今日も元気に鬼ノ城レポいきまーすkai遊録



(せっかく書いたのにデータ消えたので、ちょいとやる気のないレポになりそうです・・・)






kai遊録 ジオラマ(加筆)



鬼ノ城レポ①(詳細はコチラ )で紹介しましたが神籠石式山城には


「谷を通過する場所に数段の石積みを有する城門や水門がある

という特徴があります。



今回はその6つの水門を紹介しまーす!顔文字






と、言いたいのですが、往時の水門ってどんなのなんですかね?


「水門の看板あるけど、どれ?」という状態でした凹む


バッチリ分かるぜ!というかたは、ぜひご教授くださいaya




kai遊録  kai遊録   

第0水門?                     第1水門?


kai遊録  kai遊録

第2水門(なぜかパイプが・・・)         第3水門



kai遊録   kai遊録
第4水門?                       第5水門



水の流れで「これが水門かな~?」と判断しただけで、間違っている可能性大です。


kai遊録
湿地に入ってはいけません



「湿地?kai遊録



おそらく往時は池か何かで、雨や雪が降ったら湿地になるんだと思います。

降雨時の登城は危険なのでご注意ください雨です…





kai遊録   kai遊録

南門                          北門


kai遊録

東門の説明版



東門は遊んでいて撮り忘れました顔文字

(遊んでた詳細はコチラ → 第三回 城人オフ会 in岡山 報告③

「面白い替え歌」や「いつの間にか立入禁止区域事件」も紹介されてますので、ぜひどうぞワラッ



南門の石積みの復元を見る限り、栗石(裏込石)はなさそうですねほえ~








kai遊録 屏風折れの石垣


これぞ鬼ノ城のメインディッシュ屏風折れの高石垣kai遊録




(裏込石はないので“石積み”というのかもしれませんが、


案内板に“石垣”と書いてありましたので、そのまま“石垣”と表記します)




600年代にこんな高度な技術があり、こんな山頂部に巨石を積むとは驚愕です!aya{すごい!






kai遊録

屏風折れの石垣からの景色




景色もよく最高ですが、崖っぷちには十分ご注意ください



この人たちみたいに、石の上に立っちゃダメですよ×



kai遊録  kai遊録




城域の中央には礎石建物郡があり、礎石が見られます。


吉野ヶ里遺跡(弥生時代)には礎石がないんですが、いつから登場したんでしょうね考える


kai遊録
礎石建物郡




鬼ノ城は桃太郎伝説のモチーフになった温羅(うらorおんら)伝説があります。


ものすんごくザックリ言うと


「鬼ノ城に住み着いていた温羅という鬼を、吉備津彦命(きびつひこのみこと)が討った」


ということなのですが、



屏風折れの石垣のところにあった説明版に


温羅と呼ばれる一族が朝鮮より渡来し居住した」とあります。



鬼というのは温羅一族のことですねンー


ペリー提督もそうですが昔の人は「恐怖の対象を鬼や妖怪」に例えますから。



鬼を討伐した英雄話が桃太郎になったんでしょうけど、


温羅一族が異国の人というだけで悪者にされたのでは?という気がしました。




どうでもいいけど“うら”って読むと桃太郎じゃなくて、


浦島太郎を思い出しちゃうから“おんら”て読もう(笑)




これにて鬼ノ城レポ完了ですEND