鬼ノ城①~版築土塁と謎の神籠石山城~『第3回 城人オフ会 in岡山』 | kai遊録

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日本国内の城郭を回遊してます

みなさんしろろろーん!hi*



これでネタがわかった人は、受験者さんでしょうか?



日本城郭検定(HPはコチラ )の公式キャラクターが決まりましたよー。



只今、絶賛名前募集中です。



ネットでぱぱっと応募できるようなので、ビビッ!と来た方は投稿してあげてください(^^)





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こちらは会場が少ないですが、我こそは!というかたはぜひどうぞ。



と、宣伝してますが、私は両方とも受けません顔




では、まだまだ始まったばかりだよ、岡山レポいきましょい!




岡山城のお次はお昼ごはんを食べていざ、桃太郎伝説の鬼ノ城桃太郎


(お昼ご飯の話は後日別記事で書きます~)




kai遊録 高速道路から見える鬼ノ城




こんな尾根が続いている山の一角に城があるんですね~ほえ~


「あの茶色くハゲてるとこが鬼ノ城だよー」と教えていただき、急いで撮影!


なんで皆さん道路から見える城が分かるのだ?カメラ(←どれもこれも山にしか見えない人)





車一台がやっとと通れる道をそろそろ~っと進んでいきますよー。



こんなトコあまり人も来ないだろうと思いきや、


けっこう対向車が降りてきて、乗ってるだけなのに私ヒヤヒヤしてたよガクブル



ドライバーの幸村!さんに大感謝!!aya




その途中“経山城 ↑”という看板が目に付いて、




すぐさま「行きたい!」と反応する、さらさん。


さすが特攻隊員・・・顔




帰りも鬼ノ城にある案内板見て「これくらいなら行けないですかね」


鬼ノ城ぐるりと一周したのに疲れてないのかい?汗




帰宅後調べてみたら、確かに石垣とか堀とか芳しい遺構があるそうだよ。



ここのパンフ、落としたのか手元にないから、そのときに寄りたいなーズゥーン







kai遊録 西門(復元)と版築土塁(復元)




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版築土塁(復元)                   岡山城 西手櫓横の土塀(築地塀?)


おおお~!顔



 版 築 土 塁 ~!!  (はんちくどるい)



石垣とはまた違う重厚感がありますね~。


これに苔が生したらどんな感じになるのかな?顔妄想






先日、紹介した岡山城 西手櫓の土塀は瓦をミルフィーユ状態にしてますが、



版築土塁は土だけで造ってありますね~。



鬼ノ城の版築土塁の底面は石垣



これが“築地塀”と“版築土塁”の違いなのかな?考える



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ビジターセンターにあるジオラマ

この版築土塁がおよそ2.8kmに渡って築かれています。



なんか万里の長城みたいだなぁ星に願いを(実際に見たことないけどね)


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ビジターセンターにある展示説明版


あんな細い棒でつつくなら、一度に盛る土は少しにしないと、ズボッって突き刺さっちゃいますね。


それを2.8kmも造るとなるとどれくらいの人手と期間がかかるんでしょう?


 

鬼ノ城って“謎の城”なんですよね。



現在有力な説は


663年の白村江(はくそんこう)の戦いで、唐&新羅(しらぎ)の連合軍に負けた倭国が、


侵攻を恐れて築城したものとされています。



古代西日本で築かれた“神籠石式山城(こうごいし式やまじろ)”とのことです。




特徴は


1.谷を取り込み、山腹を取り囲む場所にある




2.標高200~400mの山頂から中腹にかけて、


 数kmに渡って一辺が70cmくらいの切石による石積みを配し


 その上に版築土塁を有する。 (切石=岩を割った石)




3.谷を通過する場所に数段の石積みを有する城門や水門がある。




4.文献資料に記述が見られない



(引用元:


ウィキペディア 神籠石 (最終更新 2012年5月10日 (木) 01:40 )より)




はへぇ・・・(・Д・;)



引用元のページに“御所ヶ谷神籠石”の石積みを写真が載っているのですが、


それはもうキレイな布積み(この時代の石の積みかたもそう呼ぶかは不明)ですおおーっ!!



石積みの中身に栗石(裏込め石)はあるんですかね



栗石の有無はともあれ、こんな高い技術を持っていたのに、


この後、切石や石積みの技術が衰退した理由が気になりますaya






この日は雨が降るか降らないかとハラハラしながらの登城で


(雨が降ったら鬼ノ城は登城中止の予定だった)


けっこう風があったにもかかわらず、みなさんチャレンジャーです汗3


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今回はこの辺で~バイバイ



次回は コチラ