蓬左文庫の資料って複写(コピー)できるのもあるんですって!
桶狭間合戦之図とか長久手合戦之図が複写OKで、ちょいと興奮しました。
桶狭間の戦いは1種類しかない貴重なもの!
長久手の戦いは何枚も絵図があるから、目移りしちゃうな~
と、すっかり古絵図に興味津々になってるkaiです。
7/25~9/2(日)は「関ヶ原合戦図屏風」 「長篠合戦図屏風」
9/4(火)~9/30(日)は「長久手合戦図屏風」の展示をするそうで、
「一度で全部見られないかいな・・・」と思ったけど行く気満々です
駐車料金無料だと知ったしね!(詳細はコチラ→名古屋市蓬左文庫
まだまだ猛暑真っ只中
城好きには読書の秋じゃなくて座学の夏ですね!
(先回はコチラ
)
現地案内板(ここまでのルート)
不明門前にやってきました~!
・・・がそのまえに、その南にある鉄門跡へ。
鉄門跡 門跡から見る石垣
【鉄門跡 説明版要約】
・下の段の南側から表書院へ通じる櫓門
・木部の全体を鉄板で覆ったいかめしい門があった
本丸の石垣、あれ孕んでますよね?
それも、そろそろ臨月な予感~
急ぎ帝王切開してくださーい!
最近、あちこちで石垣崩壊してるから、至急お願いします!
不明門(復元)
名前のとおり、往時は開けない門だったのですが、
現在はご覧のとおり絶賛オープンしてますよー!{welcome!
何故、全体写真がないか。
そりゃあ「復元だから別にいいか~」と思ったからですよー。よー
・・・・ウソです。
鉄門に抜け駆けしてて、置いてかれそうになったからですよー{待って~
ちなみに先回紹介した月見櫓も、見終わって振り返ったら、皆さんがいなくて焦りました{あれ?
(その頃皆さんは地下に埋もれた石垣を見てた)
こちらが現在の不明門です
『“雁木”って壁に沿った横長の石段』だと思ってたんだけど、
この裏にあるの、フツーの石段だねー
数えなかったけど、これが61段あるんだねー。
ではいよいよ天守のお目見え~!
岡山城天守(外観復元天守)
復元とはいえ、漆黒の天守は威圧感あってかっこいいですね~
(私はどっちかというと漆喰の白い天守より下見張りの黒い天守が好きです)
石垣の一部を壊して入口をつくった“やっちまった復元天守”だけどね・・・
岡山城、別名を烏城(う城)
松本城も烏城って書くけど読み方が「からす城」なんです{ややこしー!
「う」と読むことにこだわるなら「鵜」じゃだめかな?
ご覧のとおり黒地に金箔の瓦当が映える天守ですが、
よーくみると、金なのは3層目から上だけなんです
何の本か忘れましたが「資金が足りなくなったから省略した」と書いてありました。
ちなみに天守の階数の数え方についてですが、
外からみた屋根の数が“重”(城郭研究者によっては“層”)で
建築物内部の床数が“階”で、
岡山城は4重6階の天守です。
(私は三浦昌幸先生の本を愛読してますので、○重○階と表記します)
1重目が五角形で四角形じゃない天守は安土城以外にはないそうです。
マネしたという説もあるそうですが、
安土城は八角形なので多角形といってもだいぶ違いますよねぇー。
お城仲間さんが懸魚(という言葉)萌えっていうから、つい目がいっちゃったよ
そしたら岡山城天守の築城者は欲張りなのか、めぼしい懸魚を制覇してるじゃーん
もうひとつ“猪の眼懸魚”っていうのもあるけど、
これは鎌倉以前のものだから神社仏閣にしか見られないと思います。
実際に見たことないですが、ハート型に切り抜かれた懸魚なんですよ
中世の日本にはハートがなかったにしても、もうちょい良い例えなかったんかい?
ではでは今回はこの辺で~
次回は 岡山城④はコチラ