【旅行】たみトラベル Vol.7 自然と都会が融合するカメルーンの首都「ヤウンデ」を散策!① | たみ散歩~いつでもどこでも働ける、フリーランスという生き方~

【旅行】たみトラベル Vol.7 自然と都会が融合するカメルーンの首都「ヤウンデ」を散策!①

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アフリカ中部の国カメルーンの首都ヤウンデ(Yaoundé)ドゥアラに次いで同国で2番目の人口を擁する内陸の都市ヤウンデはカメルーン第2の都市で、文化、特に政治の中心地。しばしば商人、商売の民と呼ばれています。今回のたみトラベルは、そのヤウンデにフォーカスを当て、バーチャル旅行でカメルーンをとことん楽しみたいと思います。

 

え?なんでカメルーンなのかって。それは先日のサッカー日本代表 vs カメルーンでアフリカのこの国がふと気になったからでございます。なかなか探索が難しいこの国を書き切ったら、どこの国でもバーチャル旅行ができるのではないかと思った次第です。

 

出典:NJOKATV

 

ヤウンデは、標高730m。海には面しておらず、年間平均気温は23℃前後、年間降水量は1,500mmほどです。赤道の近くにあるにも関わらず、首都ヤウンデは、標高が700メートル程あることと湿気が少ないために、日本の5月頃を思わせるほど涼しい地域です。



地域によっても、高地では、毛布がないと夜寒いという地域もありますし、海沿いの地域では、湿度が高くてその場にいるだけでだらだらと汗をかいてしまうような地域もあります。その場所によって様々な地形や気候を見せてくれるのがカメルーンの魅力の一つです。



また、カメルーンの公用語は、フランス領とイギリス領に分かれて統治されていた経緯からフランス語と英語となっています。実際は、フランス語を母語として話す人の方が圧倒的に多いです。しかし、イギリス領だった地域に行くと、標識から看板、会話まですべて英語に変わります。普段フランス語圏の地域で生活していると、なんだか外国に行ったような新鮮な雰囲気を味わえます。

カメルーンはアフリカの中部に位置している国で、大西洋に面しています。この国へは日本から直接飛行機が乗り入れていないので、行くには第三国を経由してのルートになります。玄関口となる国際空港はふたつあり、首都ヤウンデにあるヤウンデ・ンシマレン国際空港か、カメルーン最大の都市ドゥアラにあるドゥアラ国際空港のどちらかを利用します。発着便があるのはフランスのパリ、ベルギーのブリュッセル、モロッコのカサブランカ、トルコのイスタンブールなどの都市です。これらの都市にまず行ってからカメルーンに向かうことになるのですが、一番使いやすいのは日本から直行便が飛んでいるフランスのパリやトルコのイスタンブールといえるでしょう。

それではヤウンデの国際空港「ヤウンデ・ンシマレン国際空港(Aéroport international de Yaoundé-Nsimalen)」に降り立ち、ヤウンデの街並みを散策したいと思います。

出典:C.N PROD


カメルーンは東部の3/4がフランス語圏,西部の1/4が英語圏です。ヤウンデはフランス語圏に入っており、政府の役人,知識人はみんな両方とも喋れますが、一般の人は半分ぐらい英語が喋れません。フランス語がある程度喋れないと必須のようです。



ヤウンデの空港から市中心部に向かう途中に、「メフー保護区(Parc de la Méfou)」があります。周辺はヤウンデ中心部の喧騒とは裏腹に、木々が生い茂っていてまるでジャングルのような雰囲気を漂わせています。

出典:MINISTERE DU TOURISME ET DES LOISIRS CAMEROUN

園内ではチンパンジーやマンドリル、ゴリラなど、主に霊長類の飼育、保護をおこなっています。時期によっては可愛らしいチンパンジーの赤ちゃんも見ることができます。怖がらせないように遠くから優しく見守りましょう。

出典:KBS여행 걸어서 세계속으로

それではヤウンデ市内まで移動しましょう。ヤウンデから空港までの距離は14km。アフリカにあって比較的鉄道が整備されているカメルーン。質的にもドゥアラから首都ヤウンデまでの幹線とさらにンガンデレまで延びる新線は、時間も正確で車両も整備されていて、一等や寝台車では先進国と変わらない旅を味わうことができます。


内陸の都市ヤウンデは、植民地時代から物流・交易の拠点として発展してきました。今でもヤウンデの中心地はとても活気があり、カメルーンの歴史を伝えるミュージアムが点在しています。また、雰囲気の良い公園もあり、のんびりピクニックも楽しめます。

出典:Camair droneboy

7つの丘に囲まれた美しい町で、最近ではビジネス、観光客向けの施設も整ってきました。

 

出典:BBC What’s New / Actu Jeunes


「ヒーハオ!ヒーハオ!」カメルーンで街を歩いていると、よく言われる言葉です。彼らは我々日本人のことを中国人だと思って挨拶をしてきているのんです。こんなとき時は、「ボンジュール!私は日本人だ」と返しておきましょう。


出典:Discover Africa

それでは恒例のお料理コーナーといきましょう。まずはオクラのシチュー「ソースゴンボ(Sauce Gumbo)」を。


出典:MyRecipes


オクラを燻製の魚とパームオイルのスープで煮込んだシチューでございます。オクラ・トマト・玉ねぎ・にんにく、唐辛子等を混ぜ合わせたソースを鳥肉などにかけて食べられています。粘り気のある、少し辛味の効いたソースが夏バテの体の食欲をそそります。カメルーンは年中、夏の気候なので、常々食べたくなるカメルーン料理です。

ここでカメルーンの食文化についてちょっとお話しします。カメルーンでは北部と南部で大きく国土が異なる為、食文化も南北で異なります。海岸のある南部ではキャッサバやバナナを使ったアフリカに近い食事が、北部ではとうもろこしなどの穀類や羊肉、牛肉などが中心的に食べられているんです。その他にもカメルーンは上質な紅茶の産地としても知られており、ヨーロッパの各国に輸出されています。

出典:Cameroon Tea Estates

ティーブレイクを楽しんだところで本日はお終いです。お次は「【旅行】たみトラベル Vol.7 自然と都会が融合するカメルーンの首都「ヤウンデ」を散策!②」をお届けしますのでお楽しみに!

written by たみと