【散歩】たみ散歩「東京・狛江市」 Vol.38 多摩丘陵の多摩川沿岸に位置する街を散策する!①
多摩川の左岸、武蔵野台地の南の縁に位置する狛江市。全国で面積が二番目に小さい東京都狛江市は、面積が6.39平方キロメートルというコンパクトな街。この日は、ADDressさんの二子玉川の拠点で週末を過ごしていましたので、近隣の狛江市がある「狛江駅」を散策致します。
狛江駅は東京都狛江市東和泉一丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅です。
駅番号は「OH16」。駅名称は自治体名「狛江」から取られたそうです。
今回の散歩マップ。
6.3kmを3時間8分41秒かけてぶらり散歩致しました。
今回も両隣の喜多見駅、成城学園前駅方面には足を運ばずあくまで狛江駅周辺を散策してまいります。
駅前にある「エコルマホール」。
狛江市民ホール(愛称エコルマホール)は、狛江駅から歩いて1分のところにあるコンサートホールです。 建物の4階に位置しており、歌手の方のコンサートなどのイベントが催されています。
駅前にいきなり大きな建物があったので、駅ビルかなにかと思ってしまいました。ここから「狛江弁財天池緑地」のほうに歩いていきます。
この日は天気も快晴で本当に気持ちが良いです。いつも雨男の小生ですが、この日は天も味方してくれたようです。
素敵なお店がございました。「Vino uno/ヴィーノ ウノ」
手作りパンに石窯で焼いたピッツァという本格ぶりが自慢のイタリアン店です。2階は「泉の森会館 カフェ」になっているようですね。
早速お腹がすいて参りました。今どの辺りかと申しますと「元泉一丁目付近」。
まだ駅からも徒歩数分の場所です。狛江駅北口を出てすぐ左側にある緑地保全地区「狛江弁財天池緑地」。雲松山泉龍寺の境内及び弁財天池を含んだ2.1ヘクタールが特別緑地保全地区として指定されています。
駅数分の場所にいきなり大自然が出迎えてくれます。なんと駅のすぐ近くにありながら、自然に近い状態の緑地が保全されており、野鳥や昆虫の棲み処ともなっているんです。この日もお子様連れの親子がザリガニ釣りを楽しんでいました。
読者の皆様は子供の頃、ザリガニ釣りなんかしませんでした?小生は田舎町だったので、そこら中にザリガニがうろうろしていました。あとナマズやウシガエルも取りましたね!
泉龍寺は、曹洞宗の寺院です。伝説によれば、765年(天平神護元年)に、東大寺を開山したことで知られる良弁僧都によって法相宗・華厳宗兼帯の寺として創建されたといわれます。
泉龍寺の敷地には弁財天池が含まれており、弁財天池は、本地区の「和泉」という地名の由来となった池です。『江戸名所図会』などに書かれた伝説によれば、奈良時代、全国的な干ばつが起こったとき、良弁僧都が雨乞いをしたところ泉が湧き出したといわれます。また、『江戸名所図会』によれば、池の中島に良弁作といわれる蛇形の弁天像が置かれました。現在、この像は泉龍寺に収められています。
過去には、立川段丘の浅い谷にあり、砂利層を通って地下水が湧き出していました。この泉はいかなる干ばつでも枯れることはなかったといわれていましたが、1972年(昭和47年)に湧水が途絶えてしまったんです。現在では井戸を掘削することにより水が確保されています。
今日はここでお終いです・お次は「【散歩】たみ散歩「東京・狛江市」 Vol.38 多摩丘陵の多摩川沿岸に位置する街を散策する!②」をお届けしますのでお楽しみに!
written by たみと@いつでもどこでも働ける、リモートワーカーという生き方