【古民家】東京・石神井公園の「池淵史跡公園」。池淵史跡公園に隣接する明治期の茅葺き古民家を見物!
勝手気ままなたみ散歩。縄文時代中期の竪穴式住居跡がある歴史色豊かな公園「池淵史跡公園」をぶらり散歩する中で(記事はこちら)、その史跡公園に隣接する練馬区指定文化財である茅葺き屋根の古民家「旧内田住宅」を見物して参りました。
区指定文化財である茅葺き屋根の古民家「旧内田住宅」は、区指定文化財である茅葺き屋根の古民家「旧内田住宅」。区指定文化財にも指定されております。
早速その古民家を探索してみたいと思います。「今日は良い御日和でございますな」。
玄関には「沓脱石(くつぬぎいし)」。日本人の履物を脱ぐという習慣は、弥生時代から続いているものだそうですよ。
旧内田住宅は練馬区中村に明治20年代に建造されました。旧内田家住宅桁行(けたゆき)8.5間(15.3メートル)、梁間(はりま)5.5間(10.9メートル)の整形四間取りの主体部とその北西部に梁間3.5間けん(6.4メートル)、桁行2.5間(4.4メートル)の角屋(つのや)からなる茅葺の寄棟造(よせむねづくり)、平入(ひらいり)の建築物です。
時代は令和。皆様もご実家にもこういう表座敷がある方も多いんではないでしょうか。和風の家というものは年数が経てば経つほど魅力が増しますよね。
平成22年に池淵史跡公園に移築。昭和戦前期の姿に見事に復元されています。中心に囲炉裏のある静寂に満ちた大広間。
日本の伝統家屋の火の座である囲炉裏。昔から家族や人を集結させる場としての機能を備えていました。
「年をとってから暖まりたいものは、若いうちに暖炉を作っておかなければならない。」。ドイツの諺でございます。僕ですか。年を取る前にぽっくりと行きそうですので、今を生きたいと思います。
台所です。
古民家の台所は土間になっています。ご飯を炊く釜もここにありました。土間土間ではありませんよ。
creative house logチャンネルに「旧内田住宅」が紹介されていました。
出典:creative house logチャンネル
如何でしょうか。練馬区中村橋にあった古民家「旧内田住宅」。池淵史跡公園に移築し、復元の際は細部にまでこだわりを見せ、木組み、土壁、化粧壁といった家屋の全てを建設当時(明治20年代初頭)の手法で建て直されております。
地方では、世界遺産の白川郷や、京都のかやぶきの里など、まだ現役で活躍している茅葺き民家ございます。皆様も都会の中で今も尚力強く生きる茅葺き民家を見物してみては如何でしょうか。
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written by たみと(たー)