こんばんは、院長の後藤です。
突然ですが、一度良くなった患者さんが、しばらくすると同じ場所を傷めて
またご来院するということが良くあります。
それこそ、同じ方が同じスポーツをやり、同じような生活を送る以上は当然
といえば当然なのかもしれません。
しかしながら、スポーツや普段の生活を送ったとき、また同じようなケガを
したり、痛みに襲われるかもしれないと言う不安が残るのも事実です。
以前から、一治療家として、原因は何なんだろうと頭を悩ませていました。
当施術所では、ケガの治療と共に、再発防止やパホーマンスアップのため
立位、座位、臥位(寝た姿勢)など様々な姿勢で、体の歪みや動きの正確性
や左右差をチェックして、悪いところがあればバランスを整え治していくと
いう方法をとっています。
ここで、先にもお話した一つのことが起こります。
それは、一度施術すれば、それ以降バランスが崩れず同じケガもしなくなる
方もいれば、何度施術しても、しばらくするとバランスが悪くなり、また同じ
ようなケガをする方が出てくるという現象です。
最終的に、どれだけ骨の歪みや体のバランスを整えても、そこから生み
出された体の力を上手く地面に伝える事が出来なければ、運動の第3法則
(作用反作用の法則)により、地面からの悪い力が足の裏を介して体に返っ
てきて、また体のバランスを崩すのではないか!と考えました。
そこで、前置きが長くなりましたが、秘密兵器登場
フットプリンターと言って足裏の荷重分布がインクの濃さで判断できる
とは言うものの、あくまでも静的評価(じっと立ったまま)ですので
これに歩行、ランニング、スポーツでの動きなどをプラスして足底挿板
(靴の中敷)を作製します。
体から(上から)のアプローチと足裏(下から)のアプローチにより
今まで以上に、ケガや痛みの再発防止、スポーツのパホーマンスアップ
に力を入れて行きたいと思います。
近いうちに、足底挿板の作製状況や使用状況なども報告させていただきます。

