梅雨が明けて二日目。七夕の翌日・・
夏の到来を告げるように 庭の木槿 (むくげ)が花を咲かせました。
韓国の国花でもある木槿 (むくげ)
一日~二日間 花を咲かせると ぽとりと花が落ちる はかなげな夏の一日花
外出の時 最初の一輪が咲いているのを見つけて
帰ったら生けようと思っていたら わずかな時間の流れで
どんどん姿を変えていく・・
あわてて 最初に花開いた一輪をいただいて 
ガラスの器に浮かべてみた。(S)






女性4人が集まり行った花会ですが、みんな夢中になり
静かな雰囲気の中行われたとのことです。
『投入(なげいれ)』というジャンル(?)の花を主軸にした花会であるため
野に咲く花を自然な姿そのままに活ければいいのだから
そこに型や決まり事はほとんどないのだろう。
妻は、花の扱い方や留め方などを教えるくらいで
あとは自由にどんどんやってもらいたかったようです。
女性が4人集まれば、わいわいと会話が進むイメージがあるのですが(す、す、すみませんw)、
花に向かっているときは、花に集中していたのでしょう。

そして、花会の締めに用意しているのが、お茶の時間です。
今回は、僕ら夫婦の結婚式でもケーキを作っていただいた
コム ヴァカンスというお店にお願いして爽やかなお菓子を準備してもらいました。
ここは、とにかく美味しいのです。
口にした瞬間から大人の時間が刻まれます。
緊張感を含む時間を過ごした後の、お茶の時間は和やかな会話がはずんだそうです。
どうも、来月の花会への予約も入ったらしい。
花会が楽しかったのか?デザートが美味しかったのか?それとも両方か?
まあ、楽しんでもらえたようでなによりです。



 【写真のデザートを作っていただいたSHOP】
 『 comme vacance(コム ヴァカンス)』
 住所:北九州市小倉南区北方2-3-13HITビル1F 
 TEL:093-921-1114
 営業時間:10時~19時半
 定休日:火曜日

 ※器/吉田次朗作





竹 笹百合 露草~七夕


7月3日、聴雨居にて、はじめての『花会』を開催しました。
僕は別の仕事があり、妻と3人の客人たちで楽しんだようです。
聴雨居は、“花屋”です。しかし、花を売っているわけではありません。
花を通じて、ヒト・モノ・コトと出会って欲しいと思っています。ヒト・モノ・コトとの出会いを求めている人は多く、またそれを目的にした場も多く見受けられます。
しかし、実際はそれらを上手くリンクさせるのは至難の業です。
何故か?多分、そこにドロドロしたものが垣間見えるからでしょう。
音楽業界に長くいる僕はそう感じながら、色々なイベントに関わってきました。(もちろん、そうじゃないイベントも数は少ないながらあります)
そういった場所にいる人や音楽たちは、とても不幸な表情をしてました。
ところが、“花”を中心に集まった人々はとても豊かな笑顔が絶えません。
それは、“花”の持つ魔法のようなものなのでしょう。
つまり、聴雨居は、“花”を通して多くの出会いをお手伝い出来ればと思っています。
そういったこともあり、聴雨居で行うのは『会』であって『教室』でないのです。
『教』えることは一方通行です。
『会』うことは、コミュニケーションの第一歩です。



聴雨居は、北九州市小倉北区に構えた空間です。
「花を売らない花屋」をキーワードにしようと思い、なんとなくネットで検索したところ
同タイトルの本があった。
むむむ?と思いその内容を確認したところ、近年、流行している【かみくだいたビジネス書】のようなものみたい。
僕は、その類の本と言えば、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を途中まで読んでそのままになっているくらいで、もう読むことはないだろうと思う。
僕には、、生臭すぎてどうも合わないみたいです。
本と言えば、好きな作家はずばり村上龍氏。
10代の頃から追っかけ続け、数年前に刊行された『僕たちの好きな村上龍(別冊宝島)』に
縁あって、数ページ書かせてもらったりもしています。
好き嫌いの分かれる小説家ですが、僕のようにハマると抜けられない豪胆な魅力があると思います。
村上氏について語りだすと止まらなくなるので、この話題はまた今度。
で、話は戻って、「花を売らない花屋」というコピーが、僕が賛同できない分野で使われているのは微妙なんですが
まあ、比較するには聴雨居はまだまだちっぽけな存在であるので、そのまま使うことにして現在にいたっているわけです。

というわけで、今日の写真は、初登場の我が妻による花です。
庭にある紫陽花を、京都で手に入れた北欧の器に入れています。
可憐な印象を受ける紫陽花をそのまま置くのでなく、その花に合う葉を別の種類の紫陽花から持ってきたようです。

明日から、週末。
来週に予定している花会の準備をしようと思っています。



九州の各地で記録的な大雨を記録した翌日の日曜日・・・空は、あまりに低く鉛色で、僕ら家族はどこにも行かず家で過ごすことにした。
我が家は、僕・妻・長男(7)・次男(4)の4人家族。
ダラダラするのもいいけど、どうもそれだけじゃ勿体ないと、家族だけでプチ花会をすることになった。
庭に咲いている紫陽花などの草花を、吟味に吟味を重ねて、必要なだけ鋏でいただく。
生あるものを一度殺めて、活かすから、『活花』というのだと何かで読んで以来、
とりあえず・・・という安易な気持ちで植物を切ることが出来なくなった。
聴雨居に入り、思い思いの器を選び、花に向かう。
澄んだ世界が好きな妻、思慮深い長男、ヤンチャクレ次男・・・花は、その人なりを悔しいくらい投影するようです。
写真は、この日の僕のはず。
降りそうで振らない雨。