海藻 (エーテル体の食物) | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

・フィンランドのヒーラー、エスコ・ヤルカネン氏

 

 “彼はなんでも手に持っただけで、それが自分にとってどれくらい価値があるものかどうか、100段階の判断ができる。これは長年ダウジングをしてきた結果、ダウジングで徐々に質問していかなくても一瞬に答えがわかるようになったのだという。そうして自分のエーテル体を強めてくれるフィールドをもったものを室内や身のまわりにあれこれ置いているのである。

 彼が「日本人はあんな狭いところでめいっぱいの開発をしてしまって、とうに滅びてもおかしくないのだが、なぜ元気にやっているかというと、海藻のせいではないかと思う。海藻にはエーテル体を補う元素がすべて含まれている」というので、たまたま持っていた昆布茶の缶を進呈した。エスコは何秒か眼をつむって集中していたかと思うと、「ん、すごい。9.6だ」と嬉しそうに言った。”(『森から力をもらう魔法使いたち』)

 

(津村喬「癒しの政治学のために 1988年11月12月の執筆原稿から」(関西気功協会)より)

 

 

・エドガー・ケイシー

 

 “データを概観するところでは、海岸から離れれば離れるほど甲状腺が肥大すること、山岳部の住民の甲状腺は、沿岸部の住民のそれと較べて半分大きいことが発見されている。

 政府は、これを経済価値よりも重要な問題と見なし、市民の食事に食塩の形で微量ヨウ素を添加した。二、三年以内に、他の産業世界もこれに倣い、内分泌腺の安定による健康に道を開いた。

 ヨウ素とその不足が国民の健康をいかに左右するかを知るには、中国やインドのような開発途上国の内陸部の住民を見れば十分である。実に、無数の人々が食事に一つの基本元素――ヨウ素――を欠いているために、苦しみ、死んでいる。

 ケイシーが残した莫大な資料に、アトミダインという語が数千回も出てくることに意味があるなら、この概念一つでも、今理解されているよりはるかに重要なものを秘めていることになる。

 ケイシーはまれに狂人ととられかねない単純な言い方をした。初歩的な言い回しでヨウ素の大切さを訴えたのは、一度や二度ではない。私が問題のリーディングに出くわしたのは、原子状ヨウ素を店で開発して、かなり経ってからだった。

 「体にある元素は水と塩と炭酸とヨウ素の四つだけ」と彼は言い、この四つにバランスがとれていれば、体は宇宙の他の元素すべてを作り出せると話し続けている。その真意を理解しようと私は日夜考えたが、いかに深い意味が込められているかを知って驚いている。”

 

(フィル・トーマス「エドガー・ケイシー文庫 自然療法革命」(中央アート出版社)より)

 

*一般的な日本人の食生活では、既に必要な量のヨウ素は摂取されており、むしろヨウ素の過剰摂取による健康被害の方に注意すべき、とも言われています。日本人ほど海藻を多く食べる民族はいませんが、海藻にはエーテル体を補う元素がすべて含まれているということであれば、伝統的な和食は、単に健康的な食事というだけでなく、霊的な食事でもあると言えそうです。

 

*エドガー・ケイシーによると、「体にある元素は水と塩と炭酸とヨウ素の四つだけ」なのだそうです(水や塩や炭酸は化合物であって元素ではないと思うのですが)。なので、もし断食療法などをされる場合は、ただでさえ栄養価の低い食事をとられるわけですので、せめて味付けには、古代の日本人が使っていた「藻塩」などを使われるのが良いように思います。