創業30年、設立15年の内装工事、リフォーム屋の取材でした。

地元を中心にしっかりした内容で仕事してるんだけど、
サムニンングループ等悪徳リフォーム屋がはびこっているので
いい迷惑だろうな。

この会社、商業登記上の代表は息子がやってるんだけど、
実質経営者は父が担っている。まあよくあることで父の顔が強いから。

でもいけないのは、この父。
代表でもなければ取締役でもないのに、名刺に「代表取締役」と
刷り込んでいる。

意外かもしれないけど、こういう「ズル」やってる会社は結構多いです。
一番多いのは平社員なのに、「取締役」の肩書きを入れているところ。

詐称です。

別にこれだけでどうのこうのはないですが、こういう名刺一つに見栄を
張るような会社は、いろんなところで見栄を張ってるって思われちゃいます。
リフォーム屋であれば最悪手を抜いていると思われかねないです。

こういう時の父は
「会長」、「相談役」、「顧問」なんかの方がいいですね。
商法上には出てこない言葉たちですから。

余談ながら「専務」、「常務」、「社長」、「副社長」も便宜上に
付けられたものです。慣例っていいましょうか。
今日はマンション設計や都市計画をやってる年商1億ほどの会社。
1級設計士は6人だっけかな。

設計は大きく、
意匠(デザイン)、設備(配線、配管等)、構造(姉歯でご存知、耐久性等)に分かれますが、
当社は意匠100%。

「正直、いい迷惑。論外」とのこと。
自身の潔白を証明したいがために取引している構造設計屋を
全部コメントするくらい。

いやいやそんな聞いてないですよ。笑

この会社は別に問題を抱えているので、良い評価はできないけど、
耐震強度偽装問題はまだまだ根深いです。
今日は城南地区の建材卸に調査。
面談できる先なんだけど、いやはやどうでもこうにも。

年商約10億円なんだけど、7期連続経常損失計上中です。
与信管理の基礎中の基礎で、経常損失は3期続くとほとんどアウトです。
アウトと見られるのが普通。

この会社の場合2億円くらいの債務超過状態で、金融機関からの借り入れも固定化されてます。

当社曰く「く全く儲かっていない訳ではない。数年前に税務署と損金の扱いでもめたからむかついて
欠損を計上している」とのこと。

なんだかなあ。経営者としての資質があるのかないのか。
ないだろうなあ。

従業員も10人くらいいるけど、ちゃんと今の状態を理解しているかが心配。
現状は資金繰りがやっぱタイトで、代表からの資金導入でなんとか繋がっている状態。
建設業界は、マンションが牽引して現場数は増えているけど、そもそも業者数は過剰で
建設総コストが圧縮される中にあってはやっぱ厳しい状況が続いている。

この会社のポイントは代表資産があとどれくらいあるかどうかだけだね。

正直、社長はこう思ってるよ。
「止まるに止まれない」
企業調査やってる♂です。

この仕事を初めて約2年経ちました。
年間の消化件数はだいだい400~500社くらいでしょうか。

毎日毎日いろんな会社を見てます。
本当に世の中にはいろんな会社があるんだなあって未だに思います。

上場企業3,700社だけが、日本の会社じゃない。
日経新聞に出てこないような会社が大半で、
それが屋台骨なんだと実感する毎日です。

でも一方で
「こんなトンネル会社許していていいのか?」
「不渡り出しまくりの社長」
「計画倒産を画策する社長」
「談合を公言する社長」
「ブローカーみたいな会社」
そんな社長、会社も結構あって、アングラな世界を垣間みてます。

そんな貴重な体験を会社と調査先に迷惑にならないよう書きたいと思います。