怪しい巣蜜売り | らおぱんと呼ばれて

怪しい巣蜜売り

今日の夕方、買い物に行った帰りのことです。

路上に奇怪な物体を並べた、農夫のような男が座っていました。

何かと思い、足を止め、件の物体を覗き込んでみれば、、

らおぱんと呼ばれて-路上の巣蜜売り

何かが結晶化したような、、切り株状の物体が切り分けられ、無造作に転がっています。

らおぱんと呼ばれて-路上の巣蜜売り3

左側で上を向いた部分がハニカム構造をしてるってことは、、

ハチの巣ですか?これ??

切り株のように固まってるのは蜂蜜、、巣に溜まってるから巣蜜ってヤツでしょうか?

らおぱんと呼ばれて-路上の巣蜜売り4

農夫風の男は、蜂蜜だ、、と言うと、包丁で細かく切り分けた塊の試食を促します。

ここで、わたしは瞬時にモロボシダンとなりました。

〝おかしい、、ミツバチの巣ってこんな形をしてただろうか、、

だいたいハニカム状の穴が、ミツバチにしては大きすぎる、、

巣の形からすれば、スズメバチの巣みたいだ、、

肉食のスズメバチが、巣に蜜なんか貯めるのだろうか、、

まてよ、熊のプーさんは土中に頭からもぐり、蜂の巣から蜜を食べていた、、

と、いうことはジガバチの巣だろうか、、〝

以上、モロボシダンモードで考察終わり。

らおぱんと呼ばれて-路上の巣蜜売り5

どうでもいいけど、なんでガチガチに固まってるのよ。

どのみち買うつもりなんかないので、写真だけ撮らせてよって言うと、、

さっとポケットから携帯を出し、撮った一枚目がこれ。

らおぱんと呼ばれて-路上の巣蜜売り6

男は慌てて立ち上がると、写らぬように脇へ寄りました。

売ってるところを撮りたいから、座っててよ、、

と、言ったのですが男は怯えたように拒みました。