公共汽車に立つ | らおぱんと呼ばれて

公共汽車に立つ

先日、マックが食べたくなって公共汽車(いわゆる市バス)に乗り、停留所が5個ぐらい先の巨大ショッピングモールまで行ったんですよ。


私が乗ったときはちょうど席が空いてたので座ったのですが、二人がけの席でとなりに一人男性が座っていました。


前の席には女性と男の子が一人。


次の停留所で結構人が乗ってきました。


すると、バスの車掌さんがですね、切符売る、、前に座ってる女性に何か話しかけました。


良く見るとおばあさんが一人乗ってきて、車掌さんはその女性に子供を膝の上に座らせて、そのおばあさんを座らせてあげるよう話しているのです。


私はそのおばあさんの姿が目に入った瞬間、席を立ちました。と、同時にとなりの男性も競うように席を立ったのです。


結局おばあさんはその男性が座っていた窓側の席に腰を落ち着けました。私が座っていた席が空いたことになるのですが、勢いよく席を譲るために立っておきながら、そのご老体の横に座るなんて情けないことできるわけ無いですからね、その男性に座るように促しましたよ、、。すると、その男性も私に座れって言ってくるんですよね。そうこうしている内に、次の停留所で乗ってきた人が座ってしまいましたが、、、。


まあ、いい光景ですよね、私がいる市内では良く見かけることなので、見ているだけでも癒されます。(なんたって中国ですからね)



らおぱんと呼ばれて-公共汽車


ところが問題はその後日なんですよ、、、。


やはりそのショッピングモールまで行って、その日は食材を買って自炊と決めていたのですが、、、やはりマックの誘惑に勝てず、先ず腹ごしらえにビッグマックのセットを食べてしまいました、、ポテトとコーラはLにサイズアップして、、+2元也。


その後でスーパーの食品売り場へ上がったのですが、腹が満たされると食品の購買意欲は恐ろしく減退するもんですね、、。

本来ならたっぷり買い込んでタクシーで帰ろうと思っていたのですが、買ったのは蕎麦と酒のつまみとキュウリにトマト、、のみ。

自炊するつもりがマックを経由するだけで、酒飲むことしかアタマに残らなくなってしまうなんてちょっと自分が怖くなりました、、。食品売り場でかごを提げながら"ハッ、何でここにいるんだろう、、?"って感じでしたから、、。


購物袋なんていつも持ち歩きませんので、スカスカのビニール袋を提げて結局、公共汽車に乗って帰ることにしました。いや実は購物袋、人からもらって結構持ってるんですよ、ところが、

いつもレジでビニール袋は要るか?って聞かれる度に"しまった~"と思ってるんですけどね、ビニール袋はもちろん有料ですから。


で、公共汽車に乗ったんですけどね、席が空いてなかったので吊革につかまって立ってました。


そこへバスが急停車したものですから、私もグラっと揺れたわけです。キュウリとか入ったビニール袋も振り子の様に。

そうしたらですよ、前に座ってた若者がゆっくりと立ち上がって席を譲ろうとするんですよ。


もちろん私は断りましたよ、当たり前じゃないですか、これでもファーストガンダムの洗礼を本放送のリアルタイムで受けたのが十代半ばですからね、大体ガンプラって何よ、ニュータイプでしょ?座談会でしょっ?て世代ですから。


"き、君ぃ、認めたくないものだぞ、若さゆえのあやまちというものは、、"



なんて言ったり言わなかったりしているうちに、その若者はさっさと前の方へ歩いて行きました。

仕方が無い、、というか申し訳ないので座らせてもらいましたけどね、、そのお席に。


帰ってからモロQに味噌つけてかじりながら、ビールを飲みつつ悩みましたよ、そんなに老けて見えるんだろうか?って。



らおぱんと呼ばれて-モロQ





↓また今日もどうか一つ宜しくお願いします。