ベトナムは中立外交政策、でもロシアとは特別な友好関係を持っている。
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Tran Van Quyen(チャン・バン.クエン)
@vplusasia
現在、ベトナムは中立外交政策をとっており、アメリカや中国、ロシアなどの大国とは友好関係を維持しています。
しかし、ロシアとは特別な友好関係を持っています。
理由は以下の通りです。
1/ 歴史: ベトナムの独立とベトナム戦争の勝利にはソ連の影響が大きかったです。ソ連の支援がなければ、現在のベトナムは存在しなかったほどソ連の影響は大きかったと言えます。
2/ 現在: ベトナムの指導者の多くはロシアに留学した経験があります。例えば、現在の共産党のトップであるグエン・フー・チョン氏もソ連で学びました。
ベトナムはロシア製の兵器を多数購入しています。
ゲパルト級フリゲート艦、
キロ級潜水艦、
スホーイ戦闘機など、ロシアの兵器ビジネスの「得意客」として知られています。
また、エネルギー分野でも両国は協力しています。ロシアはベトナムに対する最大の装備供給国であり、ベトナムはロシアの装備輸出先として世界第5位、東南アジアでは第1位です。
南シナ海ではベトナムが石油掘削を行っており、ロシアとの関係も影響を受けています。
また、両国は技術協力や原子力の平和利用でも連携しています。
3/ 将来: ベトナムとロシアは歴史的な経緯や共通の利益から強い結びつきを持っており、相互の協力は今後も続いていくでしょう。
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