モルディブががイスラエル人の入国を禁止に

NEW!2024-06-05 00:09:31

テーマ：: ブログ

Nobby Raelian

@NobbyRaelian

島からなるリゾート国がイスラエル人の入国を禁止に

モルディブはパレスチナと連帯し、入国禁止令を出した。

2024年6月3日モルディブは日曜日、ガザ紛争を理由にイスラエルのパスポート保持者の訪問を禁止すると発表した。

インド洋に浮かぶ、イスラム教徒が多数を占めるこの小国は、ユダヤ人国家からの行楽客に人気の旅行先である。

「モハメド・ムイズ大統領は、内閣からの勧告を受け、イスラエルのパスポートを禁止することを決定した」と大統領府がウェブサイトの声明で発表したもの。

「閣議決定には、イスラエルのパスポート保持者のモルディブ入国を防ぐために必要な法律の改正と、これらの取り組みを監督する内閣小委員会の設置が含まれている」ともしている。

ムイズ大統領のオフィスは、大統領が「パレスチナのニーズを評価する特使を任命し」、募金キャンペーンを開始し、パレスチナを支援する全国集会を開催することを決定したと付け加えた。

白砂のビーチ、ターコイズブルーのラグーン、高級リゾートで知られるインド洋の群島は、昨年イスラエルから1万1000人近い観光客を集め、総入国者数の0.6％を占めた。しかし、今年はその数が80％以上も減少している。この発表を受けて、イスラエル外務省は勧告を発表し、イスラエル国民にモルディブへの渡航を避けるよう勧告し、滞在者には出国を促した。

「すでにモルディブに滞在しているイスラエル国民は、何らかの理由で苦境に陥った場合、援助が難しくなるため、出国を検討することを勧める」と外務省は日曜日の声明で述べている。

イスラエルとモルディブの国交は1974年以来中断している。

1990年代にモルディブが以前の渡航禁止令を解除した後、イスラエル人旅行者のモルディブ訪問が許可され、両国は2010年に国交回復に動いたが、その2年後、モハメド・ナシード大統領が倒れたため、国交正常化の努力は放棄された。

アルジェリア、パキスタン、バングラデシュ、パキスタンを含むイスラム教徒の多いいくつかの国は、10月7日にイスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの間で戦争が勃発して以来、イスラエル人の渡航を禁止している。イスラエル南部の入植地へのハマスの奇襲に端を発したイスラエルのガザ作戦で、36,000人以上のパレスチナ人が殺害されている。