釣岳人自転車操業中ブログ -4ページ目

御嶽山へ(八ヶ岳へ(3日目))

遠征最終日です。
詳細はいつもの親父のHPを見ていただければと。
合宿に来たスポーツ選手より過酷なスケジュール。
3時過ぎから親父がモゾモゾし始めたので目を覚まし4時前には準備スタート。
チェックアウトを済ませ

4:30
宿出発

さみーし、くれーよ。。

真っ暗闇の道路を真っ白なスポーツカー爆走。
ルパンみたいにボンネットがボカンって開いて煙出てくるんじゃないかな
と心配になるほど唸るエンジン音。
カーブのたびにきしむ車体。
でも前の車からはドンドン離されていく現実。

御嶽山までは、乗鞍岳の西側を回り込んで行くのですが、130km走ってコンビニは一軒のみでした。

6:40
御嶽山ロープウェイ到着
7時オープンだったからちょうど良い時間やな
と思ったら

大混雑
すげー 人でした。


少し早めに乗車を開始してくれたけど
列が中々進まない。
コロナ対策で、ゴンドラに同乗できるのは、一緒に来ているグループメンバーだけ。
お一人様は、ゴンドラに1人乗車なので列が進まない。
今日は、帰りの飛行機の時間があるのでビビリはじめる。。

急角度でグングン登るゴンドラは快適そのもの。
このまま山頂ちょっと手前まで行かないかなー

7:20
登山スタート

しかし。。
人が多くて登山道も渋滞気味。
みんな後ろからのプレッシャーで、早歩き。
しばらく歩いていくと、
1人・2人・3人・・・・・・・・
と、脱落していく人たちが。。
こんな人が多かったら自分のペースで歩けないよね。。
がんばっておくれ。と、心の中で呟きながら追い抜いていった。

7:30
七合目

もちろんスルー。
今日は、時間が限られてるので、先頭は私が歩く。
そんなに早歩きでは無いが、親父の呼吸が荒くキツそうなことを感じられる。
親父からも、途中まで同行で良いからと言われていたので、申し訳なく思ったが、ペースを合わせることなく歩き続けた。

今日も、1人で17kを背負わされてるマモちゃん。
良い汗かいてるねー

紅葉も見頃。

8:07
八合目




さすがに親父もキツそうで、椅子に座ってしばらく休憩。

ここまでは、階段ばっか。
ここからはザレた登り。

石仏さま、ケルン、墓標のようなものが増えてきた。


頭を下げて歩いていきました。

振り返れば北アルプスの山並み。

紅葉した御嶽山は、静かで数年前に噴火したとはとても思えない。



8:55
九合目


ここで親父は引き返すことに。
山頂まで歩けそうだが、時間も気になるし
御嶽山は登ったことがあるので、悔いは無いと。

少し親父と話して山頂へ。



草木の生えない山頂付近。
風もなく、なにか雰囲気が違う。
噴火口や慰霊碑や避難ドームを見ると
数年前の噴火について考えてしまう。
前だけ見て生きていきたいけど
後ろで経験したを活かして
前に歩いていきたい。

9:20
御嶽山山頂


ほんとに、ここがあの大きな被害を出した噴火口とは思えません。





静かに時が流れる
いつもの生活
今に感謝して楽しみながら生きていこう。

daiが持ってきてくれたゼリー。

スプーンなんて洒落たものはありません。
スッと吸って
ズボンって入るとこうなります。


9:32
頭を下げて下山開始


登ってくる人を待って
誰も来ないと小走りに駆け降りる。
それの繰り返し。




今日は土曜日なので登山者多い。
大きなバスのツアー登山が難敵。
15人ほどの運動不足な爺婆さまと、ア◯なガイド、
爺婆さまたちは、良いけど
我が物顔、威張った態度、挨拶もしない、お礼もしないガイドに腹が立つ。
パーティ人数も減らせーーー!

なんて気分を害することもあるけど、ここは御嶽山。
景色は良いし、足取りは軽い。

10:45
ロープウェイ到着

先に降りた親父を探すも、どこにもいない。。
親父は携帯電話を持ってないので、困ったことに。
もしかしたら追い抜いてる可能性もあるし、先にロープウェイで降りている可能性も。
とりあえず、1人だけロープウェイで降りて、状況確認することに。
3人でロープウェイ乗り場のトイレで用を足してたら、大トイレで誰か用を足してた。
後ろの大トイレ、親父やったら奇跡じゃね?
とか、笑いながら話してると

親父でした。。
ここで変な運を使ってロープウェイへ。



駅から飛び出すところは、けっこう怖かった。。

11:05
無事に下山

さーて、ここから松本空港に戻るぞー
宿でゲットしたヤクルトやコーヒー牛乳を飲みまくりながらレッツドライブ!


途中の道の駅では、得意の五平餅。

daiはデカイメンチカツも食べてた。

搭乗時間にギリギリ!と、思ってたけどけっこう時間があったので名物を食べにいくことに。

山賊焼!






デカ過ぎるよ。。
こんなにデカイなら2人で1本でよかった。。
親父は、あんまり食べなかったのでマモちゃんお持ち帰り。
帰りの新幹線で異臭騒ぎ起こすつもりやな。

14:30
広丘駅
電車で郡山に帰るマモちゃんとお別れ。

さらば。
っていうか、福岡と郡山という距離をモノともせず3ヶ月に1回のペースで遊んでるってすげーな。
下手な単身赴任より会う回数多いぞ。
ということで、お別れの寂しさもありません。
昔は涙流してお別れしてたけどなー

16時過ぎのFDAで福岡へ。

さよなら

無事定刻に福岡空港に着陸し、家路についた。

たった二泊三日の旅だったけど
好天にも恵まれ、たくさんの楽しい思い出ができた。
親父も心残りが、また一つ減って
次の心残りへチャレンジしたくなったことだと思う。
私1人では親父を連れて深い山や高い山へ行くことは難しい。
マモちゃんとdaiが快く同行してくれるから成り立つ親孝行だと思う。
2人に感謝。
そして山の神様、
みんなに感謝。







八ヶ岳へ(2日目)

親父が2日目の記事を書いたので。

4時前に起床し、軽食を食べて出発進行。

4:32
赤岳天望荘出発

月が明るい。
まんまるお月さま。
明るすぎて星たちが見えないけど良い気持ち。


山のシルエット
雲海
そして中秋の名月
なんて贅沢なんだろ。

5時を過ぎると東の空が明るくなってきた。

雲一つない素晴らしい天気。
今日一日の素晴らしい山歩きを予感させます。

5:15
赤岳山頂

親父も元気に登頂し、高揚した面持ちで
全てに感謝してるようだった。


5:34
昇ってきました。



中秋の名月
富士山
ご来光
気の合う仲間
最強の組み合わせ。



写真撮りまくる。



富士山はやっぱり特別な山。

後ろ髪を引かれる思いで貸し切りの山頂を後に。

山荘への降りは朝日に照らされた山が綺麗で綺麗で。
先を歩く親父を眺めながらのんびり歩く。




3バカの陰。

天望荘さよなら。

硫黄岳に続く稜線は心躍る道。







岩も乾いてたし特に危なかったりキツい箇所なし。
ハシゴもあるけど人もいないし危険なし。


あまりの気持ち良さに

旗を出す。

よしここで果物タイムじゃ。
今回は各自でみんなが喜ぶものを持ち寄ってて
マモちゃんは果物要員。
私とdaiのリクエストは
桃!


マジで買ってきやがった!
それにしても2人とも良い笑顔やなー
潰れないよう箱に入れて持ってきてくれた。
桃は福島県で今シーズン最後の桃らしく
1個800円也。さすがに4個は買いきれず2個はリンゴ。
ありがたくいただきます。


うめーよマモちゃん。
どっちかと言うと
リンゴの方がうめーよ。
こんな景色を見ながら800円の桃が食べれるなんて。
幸せやー!

横岳までは桃とリンゴの余韻で歩けました。


7:37
横岳山頂


集合写真

あとは硫黄岳。
柔らかな感じのする山容。


近そうで遠いやつです。
ちょっとした鎖場やなだらかな痩せ尾根を談笑しながら歩きました。




8:14
硫黄岳山荘

あまりお腹も空いてないけど
ここで食べなかったら次は鉱泉小屋になるだろうから無理して山小屋弁当を食べる。


この量が食べれるほど歩いてないですな。。

青空に向かって出発!

振り返ったら歩いてきた道と赤岳。

8:55
硫黄岳山頂
ここまでは貸切だったけど、硫黄岳山頂は大勢の登山者で賑わっていた。




集合写真!

さよなら赤岳。


さて降ろう。

植物ゼロ。

ここは遠くから見ても白くて際立ってた。

白くなった標識が好き。

木々に囲まれる前に八ヶ岳の山々を目に焼き付けた。


何度も渡渉し一気に降る。



10:15
赤岳鉱泉小屋


我らのザック内には20リットルの水が入ったまま。。
でもここは八ヶ岳の水を味わおう。
キンキンに冷えた八ヶ岳水は最高でした。

小屋のテン場には10張りくらいのテントが。

テントもいいよねー
あーテント背負って山に行きたい。

鉱泉から下の川は温泉の成分で赤茶色。


最後の林道歩きはなぜか小走りで。

11:50
下山
(結局、水は3人で20リットルくらい残ったままだった。。)

親父の笑顔が全てを物語っていますね。

満車になってる駐車場。

金曜日でこの賑わい。
さすが八ヶ岳。

未舗装の道に悪戦苦闘しながら下界に降りて
新蕎麦をいただきます。


てきとうに入った蕎麦屋さんだったけど
美味かった!

ここから今夜のお宿までは2時間の道のり。
高速道路に山越えルート。
レンタカーのフェラーリエンジン、火を吹くかと思いました。
途中、新島々や上高地、梓川、白骨温泉といった知った名所を通るたびに、色んな旅を思い出しました。

2人部屋を2部屋にすればよかった。。


親父は部屋の風呂へ。
3バカは家族風呂へ。


効きそうなお湯質でした。
お風呂はさいこー!

さて宿のお楽しみ
飛騨牛の大盤振る舞いコース!







たまりませーん。
飛騨牛はうめー!
そして窓から見えるのは伝説の

飯。


明日は急遽、御嶽山に行くことになったので、楽しみにしてた朝食は放棄。。
それもこれもマモちゃんが
百名山いきてーいきてーーー!!!
と、わがまま言うから。。
くそっ。
ということで、明日も4時起き。
でも、貧乏性だから宿のサービス
夜泣きラーメンは食べる。


22:30からラーメン食べて
布団に入る。
4時前から起きてたから1日がえらく長かった。
明日も4時起き。
合宿ですか?






八ヶ岳へ(1日目)

同行した親父のHPです。(初日)

斬新です。
今のテレビとやり方は同じです。
誰かが撮ったり作ったものを流すだけです。

親父が初日だけ書き終わったので
私も初日の写真をアップします。

10/1 
いつものFDAで松本空港へ
ビューン。

10:00
松本空港でフェラーリをレンタルして
塩尻駅でマモちゃんと合流



フェラーリはスポーツカーなので4人しか乗れません。
もちろん荷室も激狭です。

ここから美濃戸まで
高速、急勾配坂、そして悪路
心まで震えるエキゾーストノートを響かせながら激走しました。

11:15
赤岳山荘駐車場

1日千円。

マモちゃんは
バ◯なので
山小屋泊まりなのにザック重量25k(笑)

今回はある程度荷物量を分担して計画してたけど何故か
バ◯マモちゃんは共有の水5リットル以外にも、プラスで5リットル持ってきてた。。
私はザック13k
daiは14kくらいかな
水は
マモちゃん10リットル
私6リットル
dai7リットル
親父の持ってるのも合わせると
4人で25リットル以上背負ってます。
山小屋なのになぜ。。

11:46
登山口出発!

苔むす森林。


滝のような汗をかく
バ◯

レトロな空き缶。


元気に登る83歳とバ◯

紅葉と青空。




13:45
行者小屋で小休憩

25リットルの水を消費せずに八ヶ岳の水をガブ飲み。

ここから稜線までは梯子やガレた急勾配坂が続く。





たまに見える青空と山深い景観が心を躍らせる。




お地蔵さんのお出迎え。

お地蔵さんまで来れば稜線まではあと少し。

地蔵尾根登り切って稜線へ。
ガスの中でした。


15:10
赤岳天望荘

受付を済ませなんか怖いトンネルを抜けると


ラグジュアリーな個室。

コロナビールとスーパードライで乾杯。


ブロッケンJr.

たまにガスが流れて青空見えても赤岳山頂は中々顔を見せてくれない。


コロナのせいで、山荘名物バイキング無し。

今夜は中秋の名月。
19:30頃になると外が明るくなり
お月さまピカーン。

素晴らしい。

月見団子。


初日おしまい。
心配してた親父の気管支も大丈夫だったことが何よりでした。