竹富島 種子取祭 ~ 予行演習 で どっきどき! ~

このシリーズの前回分から、もう2週間も経ってしまったさぁ~
話がわかんなくなっちゃうよねぇ、って、おいら自身もなんだけどねっ うひっ
前回の記事 Kotaro in wonderland はこちらデス ↓
http://ameblo.jp/choudei2nan/entry-10818634887.html
蝶たちの世界へ迷い込んだアリス、いやいや、そんなに可愛くない酔いたんぼのこうたろうだけど
引き続き、家路というか、宿への道をたどります
すると、今度はどうしたことでしょう
誰も、蝶さえもいない草原から、おいらを呼ぶ声がする 「 」の中は、おもいっきりスローで読んでね
「おひさしぶり~~、こうたろうちゃ~~~ん」
「えぇ~~~、だぁ~れ~~~」
「え~っ ひょっとして・・・きみが呼んでるのぉ~~
」
「そだよ~~、ほぉーんと、ん十年ぶりだねぇ~~ ・・・あたいのこと覚えてるぅ~
」
あっ! きみは・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それは、おいらが大学1年の夏のこと
エアコンなんてあるわけない当時の古ーい下宿で、おいらは勉学にいそしむ日々を送っていた
(という事にしとこっ、どうせ誰も知りやしねーし)
せめて気分だけでも涼しくしようと、街に出て買ってきたのが、この観葉植物だった
生まれて初めて自分で買ったこのグリーンの名前は トラディスカンティア・ゼブリナ
和名を シマフムラサキツユクサ という
今見ると、そんなに涼しそうなグリーンでもないが、葉の裏が紫の、見たことのないこの子に一目惚れしたのかも
しれない
とにかく、この子を天井から吊り下げて部屋に飾った
こうして、おいらと植物との長~い、お付き合いは始まった
そんな、忘れることのできないグリーンなわけさぁ
でも、花をつけた姿を見たのは、これが初めてだった
気がつくと、地面の一角が、彼女で覆われている
すっげー さすが匍匐性の植物だよなっ
でも、このメキシコ原産の彼女が野外で育つことができるってのが、やはりオキナワだよね
しっかし、まさか、これだけの年数を隔てて、竹富島で再会するとは・・・
あ、でも、1月の那覇で、予備校時代の同級生・前泊との再会のキッカケをくれたのも、この竹富島だった
やっぱ、竹富の神様に感謝ですっ
泉屋に戻ると、ばぁちゃんから、砂入れの追加を頼まれたんで、ひと仕事
庭にいた若い男女の集団から、男の子が手伝いますよって・・・んん、いい子だっ
で、三線弾きながら、ひと休み
興味を持ったのか、さっきの子達が寄ってくる
聞けば、美容師さんの集まりなんだって
昨日に続き、のりちゃんも現れ、「安里屋ゆんた」 と 「十九の春」 を練習しはじめる
だからぁ・・・仕事はいいのかよっ、のりちゃん
そんな、のどかで楽しいひとときをみんなで過ごして・・・
やっぱ、音楽っていいよなぁー NO MUSIC , NO LIFE やでー
そして、いよいよ、午後3時頃から、世持御獄で舞台の芸能の予行演習が始まったのである
このひとはだぁ~れ、だれでしょーねー 知ってても、ナイショだよー
ポーズをキメルふたり その瞳の先には・・・
厳しい?優しい?お師匠さま ・・・ 真剣ですっ
地謡(伴奏のこと)を引き受けるのは、この方々
今日は予行演習なんで、表で演奏してるけど、明日の本番になると、舞台幕の裏で演奏する
でも、よく踊りを見ないで合わせられるよなぁ? って思うでしょ
見えないようで、見えてるんだなぁ~これが
じゃかじゃんっ
サービス精神いっぱいのにーにーのピース・・・にふぇーでーびる(ありがとう)
※この写真だけは、祭りの片づけの時に撮らせていただいたものです
当日は、ここで演奏ですが ・・・ どう?見えるっしょ、白い舞台が
こっち側が暗いんで客席からは見えないけど、こんなふうに、スケスケだったばぁーよー
予行演習は、どんどん続きます
みんな、明日が楽しみ?それとも・・・ドキドキ?
準備が進むのは、踊りだけじゃないわけさぁ
こうやって頑張る、縁の下の力持ちがいてハジメテ、舞台が成り立つわけさぁーねー
そして、こちらの舞台そででは・・・将来の舞姫が予行演習中
いったい、何年後の練習してんだろねっ
でも、こうやって、島の芸能は親から子へと引き継がれていくんだーね
好きだからやってる ・・・ まさに、そんな感じなんだよなぁー
踊りが変われば、ちゃんと自分も道具を持ち替えてね・・・
彼女が舞台を踏む時が来たら、ぜひ見てみたいと思う、おいらでした
予行演習とはいっても、本番さながら真剣に舞う姿に、こちらまでドキドキしてきたんだけど
一番のドッキリが、この後に待っていようとは・・・
公民館の公式記録を任されたカメラマン氏を、谷沢先生から紹介していただいたのだが・・・
聞いてビックリ
なんと、おいらが探し求める写真集 「うつぐみの心、竹富島」 など、八重山諸島を中心に沖縄50島の写真
を撮り続けている 大塚勝久(おおつかしょうきゅう)氏だったのだ
「先生の写真、大好きなんです 今回は、ご一緒させていただき、ありがとうございますっ」
と、あいさつをした所まではいいんだけど・・・
ありっ?この顔、どこかで見た覚えがあるぞ・・・・・って、お、おおおおっーーー
祭りの最初の夜、トゥルッキの儀式の際に、脚立を持って写真を撮っていた、あのオジサンじゃないのっ
「あのトゥルッキの時、お会いしましたんですが・・・」
「あぁ、覚えているよっ・・・」
のわぁ~~あの時は暗かったし、まさか勝久さんが来てるとは知らなかったんで・・・
邪魔してなかったよなぁ
というのも、氏の後ろから撮りながら、なんとなく 「ちょっと、撮りにくいなぁ・・・」 などと、新参者のくせして、
とんでもない不満を抱いた覚えがあるからである・・・え、ちょ、ちょっとだけですよっ
「あ、ありがとうございます でも、あの時、撮影のお邪魔しなかったですかねぇ・・・」
「いやいや、大丈夫ですよっ・・・」
あぁぁ、よかったよぉ~~~ と心の中で叫ぶ。。。
どど~~んと疲れつつも、幸せにひたった、こうたろうでございました
OWARI
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