

オーストリア・オーベルンドルフにある礼拝堂
(2003年12月10日撮影)。
(c)AFP/JOE KLAMAR


オーストリア・オーベルンドルフの礼拝堂にある、
「きよしこの夜」の作曲者
フランツ・クサーバー・グルーバー氏を描いた
ステンドグラス
(2003年12月10日撮影)。
(c)AFP/JOE KLAMAR
2018年12月23日 23:20
発信地:オーベルンドルフ・バイ・ザルツブルク/オーストリア
【12月23日 AFP】世界で最も有名なクリスマスキャロルの一つ
「きよしこの夜(Silent Night)」は、今年のクリスマスイブに
初演から200年を迎える。
24日には、まさにちょうど200年前に「きよしこの夜」が初めて
演奏されたオーベルンドルフ(Oberndorf)村の礼拝堂で
記念行事が行われる予定だ。
ザルツブルク(Salzburg)近郊にある同村の観光所長を務める
クレメンス・コンラート(Clemens Konrad)氏は、いつもなら
クリスマスイブの来訪客は3000~4000人だが、
今年は約6000人を見込んでいるとAFPに語った。
世界的に知られ、300の言語や方言に翻訳されるまでに
なった「きよしこの夜」の起源は、ナポレオン戦争後の貧困に
苦しんでいたオーベルンドルフの村人たちを癒やそうと考えた
ヨゼフ・モール(Joseph Mohr)司祭が1816年に書いた6行詩と
いう、つつましやかなものだった。
その2年後にモール司祭は、教師や聖歌隊の指揮者、
オルガン奏者を務めていた友人の
フランツ・クサーバー・グルーバー(Franz Xaver Gruber)氏に、
その詩に曲を付けてほしいと依頼。「きよしこの夜」は
1818年12月24日、オーベルンドルフ村のつましい礼拝堂に
集まった、信者である労働者とその家族たちの前で初めて
演奏された。
それから40年近くが過ぎた1854年、グルーバー氏は
「きよしこの夜」の起源について記した著書の中で、
この歌を初めて演奏した時、礼拝の参列者たちは皆この歌
を受け入れてくれたと回想している。
その後、「きよしこの夜」は
「ライネルシンガーズ(Rainer Singers)」や
「シュトラッセルシブリングス(Strasser Siblings)」という
移動楽団がレパートリーに加え、欧州各地や米国などで
披露したことから、オーストリア国外でも知られるようになった。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)は
24日にオーベルンドルフ村で開かれる200年記念礼拝には
出席できないにしても、好きなクリスマスキャロルは
「きよしこの夜」だと公言している。
観光所長のコンラート氏によれば、今年は訪問先に
オーベルンドルフ村を組み込んだツアーも多く、スリランカや
日本からの訪問客がいたという。
(c)AFP
今日の予定を教えて!
▼本日限定!ブログスタンプ
