Chou-Chou et Noir -65ページ目

今日は測量の日 最新の重力地図で描いたでこぼこの地球

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ESAのGOCE衛星から送られてきた

データを元に作成した

地球の重力場モデル。 
Image courtesy ESA/HPF/DLR

 

2011.04.07

 

 押しつぶされた粘土の塊ように見えるこの色鮮やかな
物体は、実は史上最も正確な地球重力場のデジタルモデル
なのだという。 
先週公表されたこの重力地図はジオイドと呼ばれるもので、
欧州宇宙機関(ESA)の観測衛星
GOCE
(Gravity field and steady-state Ocean Circulation Explorer)
により作成された。

 一般に、地球は比較的滑らかな球体だとたいていの人は
考えている。
しかし地表の物質は均等に分布しているわけではなく、
海水も風や海流により常に移動している。

 ジオイドとは、地球の物理的な外見ではなく重力を捉えた姿
であり、平均海水面を地球全体に延長したと仮定した場合の
形を示すと、コロラド大学の地球物理学者、
ジョン・ウォー氏(John Wahr)は説明する。
「例えばデンバーが海抜1600メートルだと言うとき、それは
基本的にジオイドから1600メートルの高さにあるということを
意味する」と、ウォー氏は電子メールで述べた。

 地球物理学や測地学ではジオイドを
「重力の等ポテンシャル面」とも呼ぶ。
地球の地殻は均一ではないため、地表での重力も地点
によって異なり、ジオイドにも画像のような起伏が生じる
ことになる。

 GOCE衛星はESAにより2009年3月に打ち上げられた。
高度260キロ付近の低極軌道を周回している。
高精度重力センサーを用いて場所による地球の重力場の
変化を測定し、打ち上げ以降、軌道を1万回以上周回する
間にデータを蓄積してきた。

 こうしてできあがったジオイドを用いれば、地球物理学者は
地球の内部構造を詳しく解明できると、
カリフォルニア州パサデナにあるNASA
ジェット推進研究所(JPL)の測地学者、
マイケル・ワトキンズ氏は話す。

 重力地図は海洋学者にとっても大きな意味を持つ。
海水は、風や海流によって1つの場所から別の場所へと
かき寄せられるからだ。

「何らかの方法で(例えば衛星のレーダー高度計を使って)
海洋表面の地図を作れたなら、その海面とジオイドとの差を
見れば、海流の方向と大きさを推定できる」とコロラド大学の
ウォー氏は言う。
「ジオイドが正確であればあるほど、精密な推定ができる」。

 ウォー氏とワトキンズ氏はGOCEチームのメンバーではないが、
NASAの同様の衛星、
GRACE(Gravity Recovery and Climate Experiment)
プロジェクトに参加している。
GRACEはGOCEよりも高い軌道を回っており、作成される
地球重力地図の精度はGOCEよりも低い。

 だが、解像度が低い代わりに、GRACEは時間の経過を
捉えることができる。
これによりNASAは、移動する洪水の水や融解する氷河に
よる地球重力の変化を追跡できるのだ。

「GOCEが重力場の高解像度スナップショットだとすれば、
GRACEは中解像度の映画だと言える」と
JPLのワトキンズ氏は説明する。
「スナップショット」をよく知れば知るほど、映画が進む中での
変化を正確に見いだすことができるため、2つの衛星は
互いに補い合う関係にあるという。

 例えば、先月日本を襲った壊滅的な地震に関係するような
プレートテクトニクスのプロセスを理解するために、ジオイドの
研究が役に立つ可能性もあるとワトキンズ氏は指摘する。

「巨大地震は、重力場に変化をもたらすほどの質量の移動を
引き起こす。
このような重力場の変化は、地震のメカニズムについて多くの
ことを教えてくれる。
また、とくに海底地震では(地殻を)直接観察することが難しい
ため、ずれや隆起がどの程度起こったかを重力場の変化から
知ることができる」。

Image courtesy ESA/HPF/DLR

文=Richard A. Lovett

 

コピーライトナショナルジオグラフィック日本語公式サイト

 

 

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青い目の人形 横浜開港130周年記念切手

 

 

1989年6月2日発行

(初日カバー)

 

Note:

図案に使われた人形は、1927年に日本とアメリカの

子供たちの親善を目的として、アメリカから贈られて

きた 12,739体のひとつ。

横浜市内の小学校に4体残っており、そのうちの一つ

は横浜人形の家に展示されている。

原画作者:加藤 寿子

図案:青い目の人形とガス灯と海

(日本郵政)

 

 

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青い目の人形「エレナ(Elena)」

Blue Eyes Elena

(横浜人形の家・レプリカ)

 

 

 

 

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コピーライト青い目の人形

作詞:野口雨情

作曲:本居長世

 

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NASA、2020年の月面機材輸送に3社選定 70年代以降初

 

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米ニューヨークの自由の女神像の向こうに昇った満月と、

その手前を飛ぶヘリコプター

(2019年5月18日撮影、資料写真)。

(c)Johannes EISELE / AFP

 

2019年6月1日 7:32 

発信地:ワシントンD.C./米国

 

【6月1日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は5月31日、

2024年の有人月面着陸を視野に、2020、2021両年に

月面への機材輸送を実施する計画を発表した。

実行されれば、1970年代以降初となる。

 

 NASAは2024年の有人月面着陸を目指す

「アルテミス(Artemis)」計画

の一環として、観測器など科学機器の月への輸送に、

アストロボティック・テクノロジー(Astrobotic Technology)、

インテュイティブ・マシーンズ(Intuitive Machines)、

オービット・ビヨンド(Orbit Beyond)の米企業3社を選定した。

 

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権は人類を月に

再び送り込む目標を従来から4年前倒しし、2024年として

いる。

 

 選定された各社は大きさと形状の異なる月面着陸船を

開発しており、1社のものは背が高く、残り2社は比較的小型。

3社はこれらを使い、多ければ計23台のNASAの小型観測器

を運ぶ。

一連の機材には、後に飛行士らが着陸、航行、放射線防護

のためのデータ収集に使うものが含まれるもよう。

(c)AFP

 

Note:

アルテミス(Artemis)は、ギリシア神話に登場する狩猟・貞潔の

女神である。アポローンがヘーリオスと同一視され太陽神と

されたように、後にセレーネーと同一視され月の女神とされた。

また、闇の女神ヘカテーと同一視され、三通りに姿を変えるもの

だとも考えられた

(Source:Wikimedia)

 

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「サンタの原型はドイツ」ユネスコ無形文化遺産に申請

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ドイツ・ベルリン(Berlin)で、

店に並べられた磁器のサンタ人形

(2013年12月13日撮影)。

(c)AFP/DAVID GANNON

 

2013年12月18日 19:00 

発信地:ベルリン/ドイツ

 

【12月18日 AFP】ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州にある

「ドイツ・クリスマス博物館(Deutsches Weihnachtsmuseum)」

同国の伝統的なサンタクロースの無形文化遺産登録を目指し、

国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)に申請した。

 

 博物館は、米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)などの宣伝

によって広まった「明るいサンタクロース」のイメージによって、

ドイツ伝統のサンタクロースの存在が脅かされていると主張

している。

 

 館長のフェリーツィタス・ホップナー(Felicitas Hoeptner)氏に

よれば、今日のサンタクロースの原型は「褒美だけではなく罰も」

与えるドイツの伝説の人物だが、そうしたサンタクロースの由来

に関する知識は失われつつある。

博物館のあるローテンブルク(Rothenburg)から電話取材に応じた

館長は「子どもたちは笑っているサンタ、プレゼントをくれるサンタ、

人の良いサンタしか知らない。

色々な宣伝のせいでサンタクロースは世界中の人気者だ。

みんな古いドイツの伝統(的なサンタクロース)を忘れてしまって

いる」

と語った。

 

 博物館ではドイツのサンタクロース

「ヴァイナハツマン(Weihnachtsmann)」と、そのモデルとなった

4世紀のギリシャの聖人・聖ニコラウス(St. Nikolaus)、さらに

贈り物を配るとされる「クリストキント(Christkind)」(幼子キリスト)

について、無形文化遺産の登録申請を行った。

 

 ホップナー館長によれば、サンタクロースはドイツで

キリスト教プロテスタントによる宗教改革の時代に、カトリックの

聖ニコラウスに替わる世俗的な存在として生み出された。

プロテスタントは聖人崇敬を廃止したため

「贈り物をもたらす新たな人物、新たな象徴が必要だった」

のだという。

 

 ホップナー館長によれば、今のサンタクロースの外見の

起源は、19世紀にミュンヘン(Munich)で発行された雑誌のイラスト。

クリスマスツリーを持ってミュンヘンの街を歩いている

このサンタクロースは、豊かなあごひげをたくわえ、長いコートを

着て頭にはフードをかぶっているが、いかめしい顔で、悪いことを

した子どもには棒で「お仕置き」をしてまわっている。

 

 1800年代後半にドイツ系移民のトーマス・ナスト(Thomas Nast)

というイラストレーターによってサンタクロースは米国へ渡り、

皆に愛される想像上のキャラクターとなったという。

 

 サンタクロースの赤いコートと赤い帽子の起源については

意見が分かれているが、ホップナー館長は、現代のサンタクロース

の格好や常に陽気な性格は、コカコーラの販促活動による産物

だという。

「(今は)深刻そうなサンタや険しい顔のサンタは見ることがない。

サンタは『今年1年いい子でいたかな?』などと子どもに聞いたり

しない」という。

ドイツの伝統では、子どもはサンタクロースの前で詩の暗唱を

しなければ、プレゼントを受け取れない。

 

 商業的なサンタの登場とともに、クリスマスの教育的な性質は

失われつつある。

ホップナー館長は、ユネスコの無形文化遺産に登録されることで、

歴史的背景のあるドイツのクリスマスの伝統に関心が向いて

ほしいと願っている。

(c)AFP

 

 

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今日は麦茶の日 6周年の種子貯蔵庫に2万品種が追加

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ノルウェーにある

スバールバル世界種子貯蔵庫の目的は、

可能な限り多くの作物を

消えてしまう前に保存することだ。 
PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, 

NATIONAL GEOGRAPHIC

 

2014.03.06

 

 スバールバル世界種子貯蔵庫(SGSV)
2万品種の作物の種子を新たに受け入れた。 
貯蔵庫の6周年を祝うように、100カ国以上に起源を
持つ種子が一斉に送られてきた。
貯蔵庫のパートナーであるグローバル作物多様性トラストの
上級研究員ルイジ・グアリーノ(Luigi Guarino)氏によれば、
貯蔵庫は世界の食物の遺伝的多様性を守る“貸金庫”であり、
北極圏にあるノルウェー、スバールバル諸島の高度な施設に
82万619品種の種子を貯蔵しているという。

 貯蔵庫の目的は、可能な限り多くの作物を消えてしまう前に
安全に保存することだ。
われわれはほんの一握りの最も収穫量が多い果物や野菜、
穀物に頼るようになったため、それ以外の何千もの品種が
驚くべき速さで失われている。

 気候変動や一晩にして1つの品種を絶滅させてしまう病気など、
将来の不確実性を考えると、できる限り多様な品種を保存して
おくことが重要だと科学者たちは口をそろえる。

 すでに多くの大学や研究所が作物の遺伝子バンクを保有して
いる。
基本的には乾燥種子の冷蔵庫だ。
ただし、グアリーノ氏によれば、これらの施設は内戦や台風、
火事といった災難に耐えられない可能性があるという。
そこで世界滅亡の日のための
種子貯蔵庫(Doomsday Seed Vault)とも呼ばれる
スバールバル世界種子貯蔵庫の出番だ。 
貯蔵庫が新たに受け入れた種子をいくつか紹介する。

◆“宇宙ビール”にもなったオオムギ

 貯蔵庫は今回初めて日本からの種子を受け入れた。
岡山大学のゲノム多様性グループが送った
オオムギ575品種の種子で、さらに5000品種を送る計画もある。

 日本では2011年の地震と津波を機に、オオムギの専門家
たちが遺伝子バンクの信頼性を懸念するようになっていた。

 オオムギは伝統的な“和食(washoku)”を作り出す穀物の
ひとつで、醤油や味噌の原料になるほか、麦茶
明治期以降はビールやウィスキーも作られている。

 日本のビール生産大手のサッポロビールは2010年、
国際宇宙ステーション(ISS)のロシアのサービスモジュール、
ズベズダに5カ月滞在した種子から栽培したオオムギで
限定商品“宇宙ビール”を生産している。

 岡山大学資源植物科学研究所の教授、佐藤和広氏は
声明の中で、
「オオムギは日本だけでなく世界の食糧安全保障にとって
非常に重要な存在だ」と述べている。
「われわれは乾燥地や塩分がある土壌でも生産性の高い品種を
保有している。未来の世代がこれらの品種をいつでも栽培できる
よう、われわれはできる限りのことをしなければならない」。

◆イモを守る

 グアリーノ氏によれば、南はパタゴニアから北はアメリカ、
コロラド州で栽培されている200品種近い野生のイモの一部は
2050年までに絶滅する恐れがあるという。
原因は生息地の消失や気候変動だ。

 そこで動いたのが国際イモセンター(CIP)だ。
CIP は野生のジャガイモ195品種と野生のサツマイモ61品種の
種子をスバールバルの貯蔵庫に送った。
これらの品種を守るとともに、さらに栄養価が高く、病気に強い
品種を開発する目的もある。

◆トウモロコシ、コムギ

 貯蔵庫が初めて受け入れた“農業の至宝”はこれだけではない。
国際トウモロコシ・小麦改良センター(CIMMYT)は
トウモロコシ1946品種とコムギ5964品種の種子を貯蔵庫に送った。

 世界中の村々で何世紀にもわたってユニークなパンになってきた
コムギの種子がスバールバルに集まった。

 グローバル作物多様性トラストの
ブライアン・レイノフ(Brian Lainoff)氏は
スバールバル世界種子貯蔵庫について、
「世界が一つになって農業のために何ができるかを示す」存在だと
述べている。

PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NATIONAL GEOGRAPHIC

文=Christine Dell'Amore

 

コピーライトナショナルジオグラフィック日本語公式サイト

 

麦茶、家で作ったことある?

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