夜のサメ、ワイルドライフ2011
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2011年度ワイルドライフ・フォトグラファー・
オブ・ザ・イヤー・コンテスト:「水中の世界
(The Underwater World)」部門、佳作
「夜のサメ」(Night sharks)
アフリカ南東部モザンビーク海峡のラグーン
(礁湖)で、小型調査艇の青白いライトが
海底のガラパゴスザメを照らす。
南アフリカに拠点を置くドイツ人写真家、
トーマス・ピーター・ペスチャック
(Thomas Peter Peschak)氏が撮影。
同氏は、準絶滅危惧種に指定されている
ガラパゴスザメの個体数調査に参加していた。
「水中でストロボを使ったりせず、夜の海
をそのまま伝えることができた」。
このラグーンは、太平洋以外で
ガラパゴスザメを観察できる数少ない場所
の1つ。出産・子育ても他では確認されて
いない。
Photograph courtesy Thomas Peter Peschak, VEWPOY
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
ゴビ砂漠の湖、ワイルドライフ2011
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2011年度ワイルドライフ・フォトグラファー・
オブ・ザ・イヤー・コンテスト:「自然の風景
(Wild Places)」部門、佳作「ゴビのオアシス」
(Gobi Oasis)
モンゴル、ゴビ砂漠のアルシャー・デザート・
ジオパーク(Alxa Desert Geopark)にある
湧水の湖。
背後にそびえる巨大な砂丘が湖面に映り
込んでいる。
スイス人写真家アレサンドラ・メニコンジ
(Alessandra Meniconzi)氏は、ジオパークで
最も高い砂丘に登り景色を眺めた瞬間、
思わず息を飲んだという。
「空前絶後の光景だった。風が生んだ無数の
小さな砂丘が1つの巨大な山となって湖面に
映り込み、眼前を埋め尽くす。
広大な砂の海に迷い込んだようだった。
静寂の中に風の音と早朝の鳥の鳴き声が
響いていた。心が洗われる思いだった」。
審査員を務めたドキュメンタリー写真家の
コリン・フィンレー氏は、「反射をテーマにした
写真の中でも抜きん出ている」と評した。
「心がざわつくような色で、過度な優美さもない。
独特な印象につながっている」。
Photograph courtesy Alessandra Meniconzi, VEWPOY
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
モンゴル、世界の低人口地域
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日本の約4倍の国土に300万人ほどが暮らす
モンゴル。
国連の統計によれば、人口密度は1平方キロ
あたり2人未満である。
国民のほとんどは都市部に集中。
干ばつや砂嵐などに阻まれて、広大な砂漠と
放牧地の開発が停滞し、チンギス・ハーンの
時代と変わらぬ風景が広がっている。
しかし、その広々とした土地には外国から
注目が集まっている。
「アドベンチャー好きに一定の人気がある。
しかし地下資源開発も盛んで、美しい自然や
素晴らしい遺跡を維持できるか懸念されている」。
産業と観光振興の両立に取り組むモンゴルに
ついて、ナショナル ジオグラフィック協会の
持続的観光地調査センター
(CSD:Center for Sustainable Destinations)
のジョナサン・トーテロット氏はそう語る。
Photograph by Mark Leong, National Geographic
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
フォークランド諸島、世界の低人口地域
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南大西洋のフォークランド諸島でのびのびと
翼を広げるワタリアホウドリ。
フォークランド諸島は南米沖のイギリス領で、
1833年以降、イギリス海軍が駐留している。
新潟県とほぼ同じ総面積に、わずか3000人
ほどの住民が暮らしている。
国連の人口専門家パトリック・ガーランド氏
は、「住民はイギリスから来た白人入植者
ばかりで、ある意味で作られたコミュニティだ。
何事も遠く離れた本土に頼って維持している」
と話す。
ナショナル ジオグラフィック協会の持続的
観光地調査センター
(CSD:Center for Sustainable Destinations)
の創立者ジョナサン・トーテロット氏は、
「フォークランド諸島への年間来訪者は住民
の10倍に達する。エコツーリズムの人気スポット
で、南極ツアーのコースに組み込まれている
場合が多い」と述べる。
「野生生物と美しい自然風景にあふれた、
非常に興味深い場所だ。
あらゆるものから隔絶した環境に小さな
イギリス社会が成立している」。
Photograph by Frans Lanting, National Geographic
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
「神舟8号」、中国初のドッキングに成功
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【11月3日 AFP】(写真追加)中国の国営新華社
(Xinhua )通信は3日、中国の無人宇宙船
「神舟8号(Shenzhou VIII )」が同日未明、実験用
モジュール「天宮1号(Tiangong-1 )」とのドッキング
に成功したと報じた。
重量がそれぞれ約8トンの2機は、上空343キロ
の軌道で、日本時間の同日午前2時37分に
ドッキングした。
マイクロ波レーダー、レーザー距離測定器、
ビデオカメラの助けを借りたドッキングの所要
時間は8分。
宇宙空間でのドッキングは、同じ軌道を高速で
周回する2機を衝突させることなく徐々に合体
させなければならないため、高度なテクニックが
必要とされる。中国は、1960年代のロシアと
米国に続き、ドッキングを成功させた3番目の国
となった。
中国は2020年までの宇宙ステーション建設を
目論んでいるが、ドッキング技術を完璧なもの
にすることが前提条件となる。
新華社によると、中国は今後10年で20回以上
の有人宇宙飛行を計画している。
(c)AFP/Boris Cambreleng








