バレンタインデー:ルーツと愛の科学
Illustration by Labrousse Del.,
![]()
今年もやってきたバレンタインデーだが、その
起源はどこにあるのだろうか。
また、毎年多くの人がこのイベントに夢中になる
のはなぜだろう。バレンタインデーの由来や愛の
脳科学について探ってみよう。
バレンタインデーはハロウィーン以上に盛り上がる
コロラド大学ボルダー校の古典学者ノエル・レンスキ氏
「キリスト教徒がやめさせようとしても続いていたから、
キリスト教会はこの祭りを聖ウァレンティヌス
◆バレンタインデー・カード
アメリカで最も一般的なバレンタインデーの買い物と
業界団体のグリーティングカード協会の推計では、
協会の広報担当者バーバラ・ミラー氏は、「アメリカで
手書きのバレンタインデー・カードがアメリカで
◆愛とは何か? 恋愛の脳科学
バレンタインデーは愛の祝日だが、そもそも愛とは
ヘレン・フィッシャー氏はニュージャージー州にある
フィッシャー氏は恋愛について、求愛と生殖を可能に
・性欲
・ロマンチックな愛(妄想、情熱、夢中)
・愛着
これらは脳の状態ではなく脳のシステムであると
「私の考えでは、性欲が進化したのは外へ出て
「バレンタインデーには3つのうち性欲とロマンチックな
Illustration by Labrouste Del., Mary Evans Picture Library/Alamy
海の騒音がクジラにストレス、米同時多発テロで判明 米研究
![]()
【2月9日 AFP】人間による海中の騒音が、クジラに
とってストレスの原因になっていることを突き止めた
調査結果が8日、学術専門誌「英国王立協会紀要
(Proceedings of the Royal Society B )」に発表された。
クジラとは何の関係もないと思える2001年9月11日の
米同時多発テロが、このことを明らかにしたという。
米ニューイングランド水族館(New England Aquarium
)
のロザリンド・ローランド(Rosalind Rolland )氏が率いる
研究チームは、2001年7月からタイセイヨウセミクジラが
集まって子育てをするカナダのファンディ湾
(Bay of Fundy )で、訓練したイヌを使って海面に浮かぶ
クジラのふんを収集した。
この作業は毎年6週間行われ、2005年まで継続された。
クジラのふんはホルモンに関連した化学物質、
グルココルチコイドを含んでいる。
グルココルチコイドは動物が敵に追われたり、飢えや
干ばつに直面するなど危険を感じた際に分泌され、
その濃度は1~2日、時には数時間のレベルで、ストレス
の度合いに応じて変化する。
ストレスによってグルココルチコイドが分泌されると、
ためていたエネルギーを引き出して危機に対処できると
いう利点があるが、その状態が長期間続くと、発育不全、
免疫システムや生殖能力低下などの悪影響がある。
2001年、研究チームは米同時多発テロの数週間前
から調査を行っていた。
同時テロの発生後、海中の騒音レベルが落ちたことに
気づいた研究チームは、騒音がクジラのストレスの
原因かどうかを明らかにする機会であることに気づいた。
その海域の海上交通量は、同時多発テロ後に急減少
した後、少しずつ回復していた。
クジラのふんに含まれるグルココルチコイド濃度の
変化を調べたところ、騒音レベルの変化を完璧に反映
していたという。
陸上の動物の研究で、観光や交通、スノーモービル
などによる騒音が動物のストレス源になっていることが
示されている。
船舶や海底油田の掘削に用いられる音波探知器など
により、海中の騒音は過去50年間にわたって拡大して
きた。
北大西洋の沿岸近くに生息するクジラは、船舶との
衝突や魚網がからまって死ぬ例が増えており、絶滅が
危惧されている。
論文は、大型のクジラの2大死因になっているこれらに
比べて海中の騒音による影響は目立たないが、沿岸
に近い海域に住むクジラの生存に悪い影響を与えて
いるかもしれない、と結んでいる。(c)AFP/Marlowe Hood




ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト





