ゴムのニワトリ、太陽嵐の中を宇宙飛行
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ニワトリのゴム人形「カミラ」が3月3日、
手作りの宇宙服に身を包んで成層圏に躍り出た。
これは遮るもののない地点から太陽放射を計測
しようとする実験中の一コマ。
NASAのソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー
(SDO)のマスコットキャラクターであるこの
ニワトリを成層圏へ送り込んだのは、カリフォルニア州
ビショップユニオン高校の生徒たちだ。
カミラは、今年3月の太陽嵐の前(3日)と最中(10日)
の合わせて2回、ヘリウム気球によって
高度3万6000メートルの高度まで運ばれた。
医療関係者や核関連施設の作業員が放射線量の
計測に使うのと同様の線量計バッジを身につけての
飛行となった。
生徒たちは今回の計測結果を元に、今後の宇宙
生物学の研究プロジェクトを策定する予定だ。
数種類の微生物について、宇宙空間との境目の
過酷な環境下で生き残れるかどうかを検証したいと
いう。
Image courtesy Earth to Sky, Bishop, California
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
浮上する天の川、銀河の軌跡
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ニュージャージー州ストラスミアで4月19日に
撮影された長時間露光写真。
水平線からのぼる天の川の軌跡が捉えられて
いる。
Photograph by Jack Fusco, My Shot
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
“天使の翼”、ラップランドのオーロラ
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スウェーデン北部、ラップランド地方にある
少数民族サーミ人の村に出現したオーロラ。
鮮やかな緑色と紫色の光は、まるで天使の
翼を思わせる。
高層大気中の酸素分子や水素分子は、
太陽から飛来する荷電粒子との衝突に
よってエネルギーを獲得する。余分なエネ
ルギーが光として放出されると、オーロラ
が観測できる。
Photograph by Babak Tafreshi, TWAN
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
原始惑星状星雲CRL 2688
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はくちょう座の方向、約3000光年先にある「卵星雲」、
CRL 2688。中心部では、濃密な塵の雲に隠れた星が
強烈な光を放っている。
太陽型恒星の一生の一段階である原始惑星状星雲は、
卵星雲などほんの数例しか確認されていない。
この最新画像は、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた
可視光と赤外線を合成して作成。
卵星雲のベストショットの1つである。
太陽ほどの質量を持つ恒星は、燃料が尽きると膨張し、
外層のガスを周囲へ放出。
高温の中心星は数千年にわたり、周囲にあるちりやガス
の雲を加熱し続ける。このような仕組みで輝いているの
が惑星状星雲だ。
原始惑星状星雲は、惑星状星雲に進化する途上の
天体で、比較的短い期間しか観測できない。
通常、中心星は濃密な塵の“繭”に完全に覆われている。
しかし卵星雲の場合は両極のジェットが穴をこじ開け、
それが光の逃げ道になっていると考えられる。
Image courtesy ESA/NASA
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
青白い輝きを放つ星団NGC 6604
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赤く光る水素ガスの中で、青白い輝きを放つ
星団「NGC 6604」(左上)。
チリのラ・シヤにあるヨーロッパ南天天文台
(ESO)が撮影した。
この若い星団には、高温の荷電ガスの柱
「チムニー(Chimney)」が存在する。星団から
分離した物質で構成されると考えられている。
NGC 6604は地球からの距離が約5500光年
と比較的近いため、チムニーの詳細な調査が
期待できる。
Image courtesy ESO
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト







