WHO、ジカ熱(Zika fever)拡大で献血制限勧告

ホンジュラスの首都テグシガルパで、
ジカウイルスなどを媒介する蚊を駆除する
ために殺虫剤を散布する保健省職員
(2016年2月1日撮影)。
(c)AFP/Orlando SIERRA
2016年02月05日 07:08
発信地:ジュネーブ/スイス
【2月5日 AFP】世界保健機関(WHO)は4日、世界各国
に対し、ジカウイルスの感染が発生している地域に渡航
した人々からの献血を受け入れないよう勧告した。
WHOはAFPに送付した声明で「多くの国々でジカウイルス
の新たな感染が発生する危険性と、ジカウイルス感染と
小頭症や他の臨床的帰結との関連の可能性を踏まえると、
ジカウイルスが流行している地域から戻る人々からの献血
の受け入れを見送ることは、適切な予防措置として評価
される」と述べた。
カナダと英国はすでに、輸血用血液を保護するための
対策を講じている。
カナダの献血機関は3日、ジカウイルス感染リスクの
ある地域に渡航した人について、帰国後3週間は献血に
不適格とみなすと発表した。
この3週間の待機期間は、ジカウイルス感染地域に渡航した
人からの臍(さい)帯血と幹細胞の提供にも適用される。
英国では、英国民健康サービス(NHS)の献血・
臓器移植機関が、ジカ感染が発生した国から帰国する全て
の人に対して、28日間にわたり献血を禁止する「予防措置」
を4日から実施すると発表している。
蚊が媒介するジカウイルスは、中南米とカリブ諸国26か国
に広まっている。
大半の人々には危険性はほとんどないが、小頭症の新生児
急増との関連が指摘されている。
小頭症は、新生児の頭部が異常に小さく発育する病気で、
永続的な障害や死の原因となる。
ジカ熱の症状は軽症のインフルエンザに似ており、頭痛、
筋肉や関節の痛み、微熱、発疹など。感染患者の7~8割が、
ジカ熱に気付かないまま過ごしている。(c)AFP

「中国で有名になりたい」、末期がんの米少年の夢叶う

中国・北京のラマ教寺院、雍和宮前で
「D-Strong、あなたは中国で有名人よ」と
書かれたプラカードを手にしたグオ・ミャオ
さんと友人たち(2016年1月13日撮影)。
(c)AFP/COURTESY OF GUO MIAO
2016年01月15日 16:18
発信地:北京/中国
【1月15日 AFP】「死ぬ前に中国で有名になりたい」
――末期がんに侵された8歳の米国人男児のこんな願い
をかなえようと、数万人の中国人インターネット
ユーザーが続々と写真をオンライン投稿している。
米ロードアイランド(Rhode Island)に住む
ドリアン・マレー(Dorian Murray)君(8)は、
4歳のときに小児がんの一種、横紋筋肉腫と診断された。
今月初めにはがんが脳と脊髄にも転移していることが
判明し、家族は治療の中止を決断した。
すると、ドリアン君は父親のクリスさんに、
「天国に行く前に中国で有名になりたい。あそこには
有名な橋があるから」と話したという。
有名な橋とは「万里の長城(Great Wall)」のこと
らしい。
家族が11日、この会話について交流サイトの
フェイスブック(Facebook)に立ち上げたページ
「Praying for Dorian(ドリアンのために祈って)」
で紹介したところ、フェイスブックの利用が禁止されて
いるはずの中国のネット上で、このエピソードが
一気に拡散された。
ドリアン君の言葉は中国語に翻訳され、中国の
ウェブサイトに掲載された。
これに数万人が反応し、万里の長城をはじめとする
中国各地で撮影した写真にドリアン君一家のハッシュタグ
「#D-Strong」をつけて投稿。
中国のマイクロブログ「新浪微博(Sina Weibo)」
では14日昼までに、「#D-Strong」の使用回数が
100万回を超えた。
お堅いことで知られる国営新華社(Xinhua)通信も、
心を動かされたとみられ、「愛には魔法の力がある。
少年の想像力が、侵入者を防ぐ壁を、海を越えて心と
心をつなぐ橋に変えた」と珍しく感動的なコメントを
掲載している。(c)AFP

AFP
