昨日、亀山高校でお茶の淹れ方教室を行いました。

亀山市茶業組合の初揉み研修の時に

お茶摘みに来ていただいている生徒さんに

この時に摘んだお茶でお茶の淹れ方の授業をしました。

この淹れ方教室は亀山市茶業組合が

もう数年以上続けている恒例行事になっています。

 

忙しい時期ではありますが日本茶インストラクターでもある

私はアシスタント的にもう一人の方を連れて

お茶の授業をしました。

 

二時間近い時間の中でお湯の温度を変えて飲んでみたり

冷茶のつくり方では急須を使った水出し茶と

氷で急冷するロックティーと二種類の淹れ方をやってみました。

味覚がわからなくならないように、あられを口にしながらの授業となりました。

さすがに総合生活科と言う食品なども扱う生徒さんでしたので一度実演すると

手際よく再現してくれました。

 

 私の経験では高校生は世代的に一番お茶の渋みに感受性が強いと感じます。

昨日も私が飲んでちょうどいい具合に味が出ているなと思っても

「渋い~」「苦い~」の声が聞かれました。

 

不思議なことですが

私が農産物直売所等でお茶の試飲販売会をした時に

幼児が濃厚に淹れたお茶を飲むときがありますが

顔をしかめて苦いとか渋いとか

言ったことはありません。

 

許容できる範囲の味として受け入れているようです

「おいしい」と言ってくれる幼児も少なくありません。

 

小学校での淹れ方教室でも「苦い、渋い」言う声は聞かれます。

お茶≒苦い渋いもの という先入観を

世代が上になるにつれ

もってしまっているのではないかと思います。

 

とはいえ好みにあっていないという事ですから

すこし薄めに淹れる方法も

教えてきました。

 

冷茶はおいしい言う子もいて評判が良かったです。

特に水出しのお茶は渋みが抑えられていて、今回一番人気でした。

 

 

 

手製の冷茶のつくり方のプリントも用意していきました。

 

 

↑これがそうです、まだ作りかけなのでシンプル過ぎですが(^^ゞ