過日、日経新聞の風見鶏の欄に、タイトルの言葉があった。「終わった人」を書いた内館牧子氏がそのあとがきで、国際政治学者だった坂本義和氏の「重要なのは品格ある衰退だと思います」という言葉が頭に残ったとある。同コラムは、坂本氏が第二次大戦の戦勝国である英国が真っ先にインドなどの植民地を手放したことを「衰え、弱くなることを受け止める品格」と捉えたと記している。
そして、さらに「品格ある」を日中関係に照らし、品格のない中国の態度に対して我が国は品格ある抵抗の道を選ぶべきと結んでいる。
このコラムが最後に日中関係に結びつけたのは賛否あるだろうが、「品格ある衰退」については、人間として国家として現状認識とともに必要な判断の一つだと思う。
僕は日本が人口減少とともにあらゆることで国力の衰退期に入ったと認識した時期から、いったいこの国はこの先どうやってミニマムに進化していくのだろう、イギリスといういい例があるのではと考えてたので、早速坂本義和氏の本をAmazonで注文した。感想についてはまた後日。