翌日もいい天気。

雄大な太平洋を眺めつつ朝風呂に入り、朝食会場へ。僕にとってビュッフェスタイルは好きなスタイルと苦手なスタイルがある。どう違うのか口ではなかなか言いづらいが、好きなのは、選ぶ種類が少ない。何となく取る流れがいい(牛乳、ジュース、サラダ、前菜、メイン、パン、ご飯、スープ、味噌汁、コーヒー)の順路になっているようなのである。

ここは、そうではなかった。

行ったり来たり、何をとっていいのか分からず迷う。人も錯綜していてめんどくさい。何となくどこにでもあるようなのをとって、ご飯をとって丼にした。あと自分でも不思議なんだけどラーメンを持ってきてしまっていた。それこそ苦手なビュッフェスタイルでそそくさと食べて部屋に戻りたかった。

そして、部屋に戻りほうじ茶を啜りながら窓の外に見える絵を描いた。

10時にチェックアウトして、スーパーでさんま寿司を買い、乗り換えの紀伊勝浦ではクジラの珍味やウツボの唐揚げとビールを買い込み一路特急の人となったのだった。

おしまい。