心と身体をほぐし笑顔で生きる

ことをサポートしている

感情セラピストの植草あや子です。

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こんばんは。

あなたは、過去に何かされた事を

いつまでも覚えていて、

思い出す度に怒りを

感じることが

ありますか?

 

もしあなたが、

これから豊かな人生を

送りたいと考えているなら、

「記憶を相手にしない」

お薦めします。

 

 

何年か前の事。

仕事をしている会社のオーナーから呼び出しがあったのです。

 それは警告でした。

 

内容は、決められた出勤日に

どうしても外せない用事があり、

数回続けてお休みの

希望を出したのです。

 

「こんなに休むならもうこの曜日は出勤しないでもらうかもしれませんよ」と忠告を受けました。

 

その事があってから、

「どうしても休みたい日に休みにくいな」

「また休んだら辞めさせられちゃうな」

「この会社は、居心地悪いな」

のように、嫌な気持ちが連鎖して、悪い事ばかり考えてしまうようになっていました。

 

そしてまた呼ばれたのです。

数日前に休みの

希望と有給の希望を

出したばかり。

 

「ああ。辞めさせられちゃうのかな?」とドキドキしながら呼ばれた場所へ行きました。

 

 するとオーナーが

「時給を10月からあげるから」

という報告をしてくれただけでした(笑)

 

「え?それだけ?」

しかし、気になったので、

自分から

「休みを希望しているので忠告をうけるのかと思っていました」

とオーナーに言うと、

 

「え?そんな事以前も言った覚えないけれど、、、」

「他の人と交替すればいいだけだから問題ないよ」

って。

 

そうなんです。

オーナーは自分がその時

言った事も覚えて

いなかったのです。

 

しかし、私は言われた事を

ずっと覚えていて、

その記憶に振り回されていました。

 

記憶を相手にしちゃいけないのです!!


過去を忘れる事です。

過去に引きずられない事です。

 

過去を引きずったままだと、

その記憶を通して

相手と向き合うので、

新しい関係をなかなか

創る事ができません。

 

あなたが勝手に

記憶している事が、

「またか」という反応とともに、

新たな怒りを誘発してしまうこともあります。

 

心理学では、人は、一日に

「7万個」もの想念を思い浮かべると言われているんです。

 

心はそれほど、めまぐるしく回転しています。

私達は、昨日の人物も今日と同じ人物だと

考えて生きています。

 

昨日会った人と今日会ったらその人は別人です。

姿形や、住んでいる場所、名前は同じだとしても、

心が毎日めまぐるしく変わっているのです。

だから、同じ人では無いのです。

 

「あの社長はこういうひと」

「あの人は、ああいう人だから」

「私は、こんな人間だから仕方ない」

というような判断をしていますが、

それは勝手な思い込みなのです。

 

相手も自分も常に新しい人として

向き合ってみると、

相手の良い所が発見できますよ。

 

私も「オーナーはああいう人だ」

と勝手な判断で決めつけていましたが、

今日は、別人でした。

 

あなたも参考にしてみてね。

あなた自身も目の前の人も、

心がコロコロ変わる新しい人として

向き合ってください。

 

あなたの記憶を相手にしないこと。

過去を忘れること。

過去をひきづらないこと。

 

本日も最後まで読んでくださり、

感謝します。