「部下や取引先が自分の要求ばかりしてきて嫌になるよ。」

「子供が髪を染めたり素行が悪くて参ってしまうよ」

 

 仕事場でも家庭でもこんな愚痴を言っている人を多くみかけます。

 

 

本日は、

「まわりの人に振りまわされないで行動するコツ」

についてお話しをします。


それは、自分の思い通りに

相手を動かそうとしないことです。


眼の前のひとを受け入れる

ことです。

 

あなたがまわりに振り回されているのは、あなたが

 相手を自分の思い通りにしようと

しているからです。

 

もしくは、

相手に期待をしているからです。

 

部下が文句を言ってきたり、

自分の要求ばかりしてくるのを

「めんどくさいな。僕の言う事をきいてくれさえいればいいんだ」

 

子供達が素行が悪いことも、

なにが原因か?つきとめようとしましたか?

「真面目に問題を起こさずに皆と同じに余計なことはしてくれるな」

 

そんな風に思っていませんか?

部下、または子供達の話をしっかり聴いていますか?

 

知人のセミナー講師のこの話を

私は頻繁に想い出すのです。

 

 その講師の息子は、

小学生の時に、授業中に

ノートに漫画ばかりかいて

いました。

 

テストがあっても、

提出する書類にも

名前と漫画だけの時も

あったそうです。

 

テストで0点ばかりでしたが、

その講師の男性は、

 

「すごいな!なかなか0点てとれるもんじゃないよ!!

それより、この漫画のクオリティが高い!!」

と心から褒めていたそうです。

 

中学になってもテストは

0点ばかり。

しかし、息子は漫画をかいて

それを小冊子にして友達に配っていました。

 

友達もできなかった少年は、

漫画が面白くてクラスの人気者に。

 

講師の男性は、

一度も息子を否定することは

なかったそうです。

 

学校を休んでも、

テストが0点でも、

宿題をださなくても。

そのたびに彼のそのままを

うけいれていたのです。

 

その息子さん。

現在25歳になり世界で

活躍するアーティストに

なっています。

 

YouTube動画は、 

2300万回再生ごえを記録。

そして、現在もその講師であるお父さんは、

「息子はすごいんですよ」

と皆にニコニコしながら

自慢し続けています。

 

 彼には産まれながらに

才能もあったかもしれません。

 

しかし、それだけはありません。

 彼の両親が彼の才能が

自由にのびるよう、

押さえつけず、

息子の気持ちや意見を聴き入れ、

また受け入れていたからだと

私は考えます。

 

そうはいっても、

自分の心に余裕がないと、

なかなか部下や子供達の事を

受け入れることって難しいですよね?

 

目の前の人を理解したいと

想っていてもできない時もあります。

 

ちょっとした、話の聴き方のコツを知ると、人間関係がスムーズに

行くことがあります。

 

まずは、相手に期待をせずに、

受け入れること。

これを訓練することです。


ぜひ、参考にしてくださいね。

最後まで読んでくださり、

感謝します。