『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』午堂登紀雄日本実業出版社

会社を継承するビジネスオーナーの心を楽にして、感情の整理をして前進するためのきっかけをつくる、上級心理カウンセラーの植草あやこです。
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成功しているリーダーは、常識にこだわらず、まわりの目を気にしません。

道徳的であろうとする人は、他人も許せないが、自分自身を息辛くしています。
反対に道徳的でいることにこだわらない人は、根拠のない思い込みみ縛られずにのびのびと生きることができています。

以前、勤めていた会社の取引先の女性社長で、正義感を生きがいにしている方が
いらっしゃいました。
彼女は、主に電車の中でその正義感を発揮していました。
携帯で話しをしている人や、混雑した電車でリュックを背中に背負ってい入る人をみつけると、近づいていて「まわりに迷惑だからやめない！！」と大きめの声で注意をします。そして、その社長は会うたびに「今日は○人の犯人を仕留めたわよ！」と得意げに
話をしていました。

彼女の得意げの話を聴いて、勇気があるし正義感もあってすごいな、と思うと同時に何かが足りない、、、といつもモヤモヤしていました。
何がモヤモヤするのかな？と自分に問いかけてみてわかったことがあります。
彼女が、まるで犯人を見つけるのを楽しんでいるように感じたことがモヤモヤしたのです。

「あなたは間違っている！！」「あなたは犯人だ！！」「私は正しいことをしているいい人なんだ！！」って威張っているように見えたのです。
犯人を捜しをしてその人を叩いて、吊るしあげることや、社会の無駄な監視性を強めててしまうのかもしれないなと。

どうしたら、そういう行為がなくなるようになるのか？大声で皆の前で注意するのが効果的なのか？考え抜いていないのです。

誰かをつるし上げることや、犯人捜しが行われ、炎上が頻繁に起きたり、より窮屈に
生きづらい世の中にしているのが、実は「いい人」なのかも？？

経営者の皆さま
物分かりのよい、常識のある「いい」経営者にならないでください。
根拠のない思い込みや常識、個人の感じ方に過ぎない道徳心に惑わされないでください。具体的に何が起こるのか？どんな問題が起きるのかを冷静に考え抜く力が経営者の方にはあると助けられます。ぜひ、時々立ち止まり、振り返り、心のモヤモヤを私にお話しください。心を楽にして、前向きに行動と実践ができるように、感情の整理をいたします。圧倒的秘密厳守にてお話しを徹底的に伺います。

植草あや子
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