拝啓 毒薬のような君へ | 色を超えて天高く

色を超えて天高く

未来へ向かって過去を捨て、何度でも生き直しの作詞の試み

A
拝啓 毒薬のような君へ
あなたのそばにいてもう2年と7カ月
私はもう疲れました
隠し立てなく 分かり合えてる
そんな日々を夢見てた
私の願いは きっとあなたが
すべて そっと 忘れ諦めさせてくれた

B
あなたに向き合う度に その役割思い出しては
君という毒薬 飲もうとしました
普段は決して 瓶に隔てられ
無害なままで あるけれど
ひとたび飲めば 毒は毒
私は苦しみ 吐き出した
生死の境を 彷徨った
笑顔のあなたに きっと
見えてはいないその場所で




A
拝啓 毒薬のような君へ
あなたの鎖かけられ 2年と7カ月
私はもうやつれました
一人の人として生きるという
私の思いはきっとあなたにとって
すべて憎くて許せないのだと知った

B
あなたの”愛”という名の その何かにかかると
わたしの宝物 奪われていく
怒りに触れる 度毎に
脅しの暴言 浴びせられ
そうしてゆすれば 自分が勝つと
私はいつでも 後回し
受け取るあなたが いつも
一番手であるその場所で




C
酔っているのは いつも私じゃなく
悦んでいるのは いつでもあなた一人
生みだしたものは いつでもあなたの懐
入って行くのね わたしの手を離れて

与えていたのは いつもあなたじゃなく
働いていたのは いつでも私一人
求めていたものは 甘える私の懐
縛ってくるのね 終日 目を離さず


B
あなたに向き合う度に その役割思い出しては
君という毒薬 飲もうとしました
普段は決して 瓶にへだれられ
無害なままで あるけれど
ひとたび飲めば 毒は毒
私は苦しみ 吐き出した
生死の境を 彷徨った
笑顔のあなたに きっと
見えてはいないその場所で
何度も何度も 同じこと
繰り返しては 嫌に
なるほど思い知る 今日の日まで