ありがとうの歌を聴くたびに | 色を超えて天高く

色を超えて天高く

未来へ向かって過去を捨て、何度でも生き直しの作詞の試み

A
お父さん お母さん ありがとう
そんな歌を聴くたびに
そんな人間ばかリじゃないことを想う
好きとか嫌いとか
子どもの自分が言えはしないけど
あなたは平気で僕に それが言えるのですね

B
ありがとう お父さん
僕が欠陥人間であること
いつも変わらず 教え続けてくれた
ありがとう お母さん
僕が存在してないとのこと
今日も休まず 伝え続けてくれて



A
あなたの 態度は なってない
そんな指導を聞くたびに
あなたは無知なのですね 心でそう思う
親とか 子どもとか
世間の常識で言えることだけが
あなたにとって唯一の 決定した事実なのですね

B
ありがとう 先生
僕が勘違いの不良であること
その場で永遠(とわ)に 決定してくれた
ありがとう 大人たち
僕が不要であるとのこと
親切にみんなして 一斉に教えてくれて




B
ありがとう おじさん
僕が一族の不名誉と
いつもはっきり 感じさせてくれる
ありがとう おばさん
僕が血縁の同化の求め
拒んでる異端だと 教え諭してくれて

ありがとう みんな
僕が何もしなくても
初めから異端だと 伝え続けてくれて
ありがとう みんな
僕は息をするだけで
初めから異端だと 伝え続けてくれて