中村屋の特別公演を父の故郷、岐阜県加茂郡白川町にある「東座」で見てきました。この芝居小屋、明治22年に地元民の手によって出来たという由緒ある建物ですが、娘たちが小学生の頃見学させていただいた時より、あれこれ改装されていまし
た。
image
先代の中村勘九郎が名誉館長をつとめたご縁で時々公演があるのです。
昔の芝居小屋の習わしを守り続けようとする中村屋に拍手です。観劇中、おひねりOK、飲酒飲食もOKで楽しんで良いのですよ。(*^^)v
今回は初代館長の中村勘三郎の十三回忌追善公演がある事を従姉が知らせてくれました。花道に登場する役者さん達の表情も衣装も間近に見られて、芝居小屋の楽しさを満喫してきました。愛媛の内子座よりも小規模と聞きましたが、それでも500名入場できるとのこと、この規模は観客にとっては最高ですね。

 

 

 



お彼岸でもないこの季節に父の故郷に行くことはあまりないので、満開の桜やたくさんの春の花を楽しみ、同居人はお墓参りもそこそこにワラビを探したりしていました。

この地はしだれ桜が多いのと、紅白の花桃がとても綺麗だということに初めて気づきました。

 



 ここで生まれたわけでもなく、育ったわけでもないのに、やっぱりここは私の心の故郷。